英国のインフレ率は、食品とエネルギーコストの上昇圧力が緩和されることで5月に1.5%まで低下し、イングランド銀行(英中央銀行)の目標を十分に下回る。INGグループがこうした予想を示した。
ダイヤモンド原石供給で世界最大手のデビアスは、ここ数年で最大級の値下げに踏み切った。需要が低迷する中、販売のてこ入れを狙う。
フランスのシャンパーニュ地方特産のスパークリングワイン、シャンパンの出荷量が2023年に落ち込んだことが明らかになった。高級品市場の減速を示す新たな兆候となる。
著名クオンツ投資家のクリフ・アスネス氏が創業したAQRキャピタル・マネジメントは、新興国市場が米国に勝つとの見方を改めて強めている。
バイデン米大統領の選挙陣営は再選に向けて10-12月(第4四半期)に9700万ドル(約141億円)を調達した。トランプ前大統領をはじめ、共和党の候補指名争いに出馬している候補者の調達額を大きく上回る公算が大きい。
米国のインフレの粘着性が予想以上に強ければ、米利下げに対する投資家の見込みは行き過ぎていたということになるだろうと、ブラックロックのヒルデブラント副会長が語った。
ドイツは2023年10-12月(第4四半期)および23年通年で経済が縮小したものの、リセッション(景気後退)入りは引き続き回避した。
クレディ・スイスのポートフォリオマネジャー5人が退社し、ロンバード・オディエ・インベストメント・マネジャーズのオルタナティブプラットフォームで新しいグローバルマクロ・ファンドを開始する。事情に詳しい関係者が明らかにした。
欧州中央銀行(ECB)は、2024年に4回の利下げを実施する。ブルームバーグの調査に答えたエコノミストらが予想した。インフレ率が従来の予想よりも急速に低下していることが背景にある。
北極から北米に流れ込む強烈な寒気の影響で停電のリスクが高まっている。寒さはさらに強まると予想されており、米南部テキサス州からカナダ西部アルバータ州まで電力網に引き続き負荷がかかるほか、一部の電力価格は高騰している。
流動性を求める投資家が今年、プライベートクレジット・ファンドの持ち分を記録的なペースで手放すと、JPモルガン・アセット・マネジメントが予想した。
米金融当局による一連の利下げを見込む債券トレーダーは、利回りが低下方向にあるとの確信を強めているが、その道筋は浮き沈みの多いものとなりそうだ。
米議会が企業や家計向けの700億ドル(約10兆1400億円)相当の税優遇措置で合意を取りまとめれば、米経済は想定外の財政拡大に直面することになる。
米半導体大手エヌビディアは、240%近く上昇した2023年の驚異的な株高が続いており、一つの指標で見た年初の滑り出しがこれまでで最も好調となっている。
マイクロソフトが時価総額でアップルを抜き、約2年ぶりに世界首位に返り咲いた。
12日の米国債市場では、2年債利回りが5月以来の水準に低下した。米生産者物価指数(PPI)が予想外の低下となったことを受けて、今年の利下げ観測が高まった。
JPモルガン・チェースのジェイミー・ダイモン最高経営責任者(CEO)は米連邦準備制度バランスシートのランオフ(償還に伴う保有証券減少)について、「注視すべきダウンサイドリスク」の一つとの認識を示した。
米連邦公開市場委員会(FOMC)が早ければ3月に利下げに踏み切ると期待している投資家は、インフレがもたらすリスクを過小評価している可能性があると、バンク・オブ・アメリカ(BofA)のストラテジストが指摘した。
JPモルガン・インベストメント・マネジメントのポートフォリオマネジャー、プリヤ・ミスラ氏によると、米連邦公開市場委員会(FOMC)が利下げに踏み切らず、現在の景気抑制的な政策を続ければ、米経済はハードランディングに陥るリスクがある。
米デルタ航空は2024年の利益目標を後退させた。持続的なコスト高が海外旅行回復による恩恵を打ち消す格好となっている。