米エネルギー資源会社オキシデンタル・ペトロリアムは、テキサス州のシェール掘削会社クラウンロックを買収することで同社と合意した。北米で最も産油量の多い油田地帯で企業統合が活発化しており、現金と株式を合わせた買収の規模は約102億ドル(約1兆4900億円)と評価されている。
ウォール街で最も強気なストラテジストの1人は、S&P500種株価指数が来年5200ポイントに達し、最高値を更新すると予想している。
ユーロ圏は10-12月(第4四半期)が前四半期に続きマイナス成長となり、新型コロナウイルス禍以降で初のリセッション(景気後退)に陥る。ブルームバーグが実施した調査でアナリストらが予想した。
イングランド銀行(英中央銀行)は来年6月までに利下げするとの観測が市場で高まる中で、金融政策委員会(MPC)の金融政策決定を14日に公表する。英エコノミストによれば、政策金利が来年も高止まりせざるを得ないと警告する機会に利用する可能性がある。
イングランド銀行(英中央銀行)が他の主要国ほど積極的に利下げをしないとの観測から、ポンド高期待が高まっている。
2024年に米国はリセッション(景気後退)入りを回避しS&P500種株価指数は過去最高値を更新するが、消費低迷を背景に同指数の上昇率は今年の20%を下回る見通しだ。最新のブルームバーグ「マーケッツ・ライブ(MLIV)」調査が示した。
欧州中央銀行(ECB)の政策委員会メンバー、ギリシャ銀行(中銀)のストゥルナラス総裁はECBが新たな権限を行使し資産発行体による炭素排出量の削減を試みると表明するとともに、気候変動はインフレと成長に影響するとの認識を示した。
フェンウェイ・スポーツ・グループ率いるコンソーシアムは、米男子ゴルフのPGAツアーとサウジアラビアの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)、DPワールドツアーが設立する事業体の米共同出資者になるための最終交渉入りが決まった。
ゴールドマン・サックス・グループは10日、バンク・オブ・イングランド(英中央銀行)の金融政策について、来年8月に利下げを開始した後、従来予想よりも速いペースで追加利下げを進めるとの見通しを示した。
米医療保険会社のシグナ・グループは10日、100億ドル(約1兆4500億円)の追加自社株買い計画を発表した。また事情に詳しい匿名の関係者によると、同社はヒューマナとの合併交渉を打ち切る。
米経済と金融市場が来年に直面する最も重要な問題は米金融当局が利下げに踏み切るかどうかではなく、その理由だ。
米S&P500種株価指数の命運は、一部大手ハイテク企業が人工知能(AI)への投資を一段の利益成長につなげられるかどうかに今後ますます左右されそうだ。
世界的にインフレサイクルがどのように転換しているのか不安がある中、今週はワシントンからフランクフルト、ロンドンなどに至る世界各地の中央銀行が今年最後の金融政策決定を下す。
イーロン・マスク氏は、右派の陰謀論者として知られるアレックス・ジョーンズ氏の「X(旧ツイッター)」アカウント利用禁止を解除すると明らかにした。ユーザーによる投票で解禁への賛成が反対を上回ったことを理由に挙げた。
投資家は極めて重要な週を迎える。注目の米消費者物価指数(CPI)が12日に発表されるほか、13日(日本時間14日午前)には米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策決定が明らかになり、2024年の株式市場と経済を方向付けると予想される。
米大リーグ(MLB)エンゼルスからフリーエージェント(FA)となった大谷翔平選手が、ロサンゼルス・ドジャースと入団契約を結んだ。
日本銀行の植田和男総裁の発言を受けて円相場が急伸する数日前に、ヘッジファンドが円の下落を見込む大きなポジションを取っていたことが分かった。
8日発表の11月米雇用統計で雇用者数と賃金の伸びが市場予想を上回り、来年の積極的な金融緩和期待が後退。米国債利回りは上昇した。
8日の米金融市場は堅調な雇用と消費者センチメントの統計で揺れる展開となった。株式相場は米経済がリセッション(景気後退)を回避できるとの観測から続伸して終了。一方、米国債市場では来年の利下げ観測が後退し、利回りが急伸した。
過去2年にわたり損失続きの債券投資を巡り、老後の備えとして債券に依存することが果たして良い戦略なのかとの疑問が生じても無理はないだろう。