概要:13日に発表されたイギリスの5月鉱工業生産は、前月比で市場予想のマイナス0.1に対し0.9となり、前年比でも市場予想と前回値を上回りました。
13日に発表されたイギリスの5月鉱工業生産は、前月比で市場予想のマイナス0.1に対し0.9となり、前年比でも市場予想と前回値を上回りました。同時刻に発表された5月・製造業生産高も前月比で1.4%と好調な結果となり、新型コロナウイルスの感染再拡大やウクライナ情勢が懸念される中、製造業の底堅さが伺えました。
ただ、時を同じくして発表された英・5月貿易収支に関しては、マイナス幅を拡大しマイナス214.45億ポンドでの着地となり、前回値を下回りました。
指標発表後、アジア時間の終盤ということもありポンドが急上昇しました。ポンド円は162.960から163.479まで50pipsほど上昇。本日高値を更新しました。テクニカル的には、ポンド円は日足75MAに下値をサポートされつつ20MAに上値を抑えられており、次の進路を決めかねています。ただ、本日日本円が最弱通貨となっているため、このまま上昇が継続するのか慎重に注視しましょう。
なおポンドは、同じ欧州通貨であるユーロに対しても強含む展開が見られます。ユーロポンドは0.8446から0.8419まで30pipsと小幅に下落。今月安値を更新している最中です。ユーロポンドは日足200SMAラインを実体足で下抜けているため、このまま下落に勢いがつくのか見極めたいところです。
金融庁は、国内で登録されていない事業者が提供する暗号資産取引アプリのダウンロードを防ぐため、アメリカのアップルとグーグルに対して、公式ストアからの削除を要請していたことが明らかになりました。アップルはすでにこの要請に応じたとされています。
最近、ドイツの政界は内部の対立によって動揺しており、政府は早期選挙の実施を決定せざるを得なくなりました。現地時間の11月12日、ドイツの主要政党は早期選挙実施で合意しました。現政府は12月16日に信任投票を受ける予定であり、選挙は2025年2月に実施される見込みです。この珍しい早期選挙が、ドイツの政局における混乱に終止符を打つことができるか、注目されています。
選挙結果が発表されてから新しい大統領が就任するまで、なぜこんなに長い時間が必要なのでしょうか?この記事では、その理由と背景を分析します。
年末によく見られる「サンタクロースラリー(Santa Claus Rally)」は、株式市場で特に注目される現象の一つです。 この時期、株価が通常よりも上昇する傾向があり、投資家たちはこのチャンスを利用して年末のポートフォリオ調整を行うことが多いです。 本記事では、サンタクロースラリーの概念やその歴史、影響を解説し、日本市場における実態も交えて投資戦略について詳しく説明します。