概要:週明け25日の為替市場は、大きな窓開けなくスタートしました。先週末に2.4円ほど下落した米ドル円は、アジア時間序盤に反発の動きが見られました。しかしながら、時間足20MAにタッチすると同時に急反落。136.597から節目の136円を割り込み、135.890まで約70pipsほど急落しました。
週明け25日の為替市場は、大きな窓開けなくスタートしました。先週末に2.4円ほど下落した米ドル円は、アジア時間序盤に反発の動きが見られました。しかしながら、時間足20MAにタッチすると同時に急反落。136.597から節目の136円を割り込み、135.890まで約70pipsほど急落しました。
日経平均も200円超の下げ幅となっており、前場は27,710円で引けました。アメリカの長期金利(10年債利回り)が3%を切り下落しており、2年債利回りの方が高くなる「逆イールド」現象が継続していることが、嫌気されています。
テクニカル的には、米ドル円は4時間足200SMAの135.564で一度反発したあと、10MAにタッチすることなくふたたび下落しています。日足ベースでは20MAを実体足で突き抜けて下落しており、日足RSIが50の位置で下降トレンドに入っているため、直近安値の134.742まで下伸するのか、注視が必要です。
なお今週27日(水)には米・FOMCが開催予定となっており、さらにFOMC翌日には米・第2四半期GDP(速報値)が発表される予定です。米・GDPはすでに前回マイナスとなっており、2四半期連続マイナスとなりリセッション突入となるのか、市場が注目しています。明後日のFOMCまでは、乱高下を警戒しましょう。
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