概要:ドイツの6月貿易収支がドイツ連邦統計庁より3日に発表され、輸出(前月比)は前回値の1.3%から増加し4.5%増に、輸入(前月比)は前回値の3.2%から減少し0.2%増となりました。
ドイツの6月貿易収支がドイツ連邦統計庁より3日に発表され、輸出(前月比)は前回値の1.3%から増加し4.5%増に、輸入(前月比)は前回値の3.2%から減少し0.2%増となりました。貿易収支は、大幅減で1991年以来の赤字転落となった先月のマイナス10億ユーロから改善。64億ユーロの黒字で着地しました。
ロシアへの前月の輸出は14.5%増でしたが、6月は40.3%減となりました。一方、ロシアからの輸入は4.8%増加し35億ユーロとなりました。EU諸国への輸出は3.9%増加し、EUからの輸入も0.3%増加しました。
輸出の大半を占める対アメリカでは、前月比で6.2%増となり、最も高い割合を占める中国からの輸入は、3.9%減となりました。
貿易収支の発表後も大きな値動きは見られず、ユーロは穏やかな値動きとなっています。ユーロ円は、昨日安値の133.398から135.986まで回復しましたが、その後ふたたび下落。現在のユーロ円は135.563付近で推移しており、欧州時間へ向けてのエネルギーを溜めている最中です。
このあと欧州各国のサービス業PMI(確報値)が発表されますが、値動きが明確になるのか注意深く見守りましょう。なお直近のクロス円は1日の変動幅が大きくなっているので、ポジション管理を徹底しましょう。
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