概要:イギリスの英小売連合(BRC)が9日に発表したイギリスの7月の小売売上高(前年比)は、前回値のマイナス1.3%から改善し、1.6%で着地しました。
イギリスの英小売連合(BRC)が9日に発表したイギリスの7月の小売売上高(前年比)は、前回値のマイナス1.3%から改善し、1.6%で着地しました。BRCによると、「先月は猛暑による夏服やピクニック関連食品の需要が増加したにも関わらず、記録的な高インフレが影響し、販売量が大幅減」しましたが、今回は3ヶ月連続減少に終止符を打ちました。
BRCのCEO、Helen Dickinson氏は「インフレ率が9%を超えているため、多くの小売業者は依然として太刀打ちしにくい販売減の壁に苦戦している」と述べています。イギリスのCPI(消費者物価指数)は先進国の中で最高を記録しており、先週のBOE政策金利発表では、BOE(イングランド銀行)が「今年10-12月期のCPIは13.3%以上になる可能性がある」と発言。市場を凍らせました。
ポンドは昨日から低空飛行となっており、本日のアジア時間でも上値が重い状態が続いています。ポンド米ドルは、昨日反発を試みたものの結局往って来いとなり、現在は1.2079付近で推移しています。
テクニカル的には、ポンド米ドルは日足75MAに上値を抑えられた下落トレンドが継続しているため、明日の米・CPI発表を警戒しつつ価格動向を注視しましょう。
東京証券取引所(TSE)とニューヨーク証券取引所(NYSE)の2大証券取引所が取引時間の延長を発表し、世界の金融業界から大きな注目を集めています。
為替、株式、原油価格の見通し:ハリス氏とトランプ氏が選挙人団で同数となった場合は?
八年前、彼はまるでダークホースのように反撃を行い、民主党の有力候補であったヒラリーを打ち破り、アメリカの第45代大統領に就任しました。その結果、ドルは上昇し、世界の金融市場は激動の時代を迎えました。 四年前、彼は再選を目指しましたが、敗北しホワイトハウスを去る際、「また戻ってくる」と宣言しました。
2024年の米国大統領選挙は、世界市場で大きな関心を集めています。候補者であるトランプ氏とハリス氏の政策は大きく異なり、それぞれが米国株式市場に与える影響も異なる可能性があります。今回の記事では、両者の政策が業界や資産クラスに与えるリスクと機会を分析します。