概要:本日のニュースをまとめにチェック!
オーストラリアの4-6月期実質GDPが7日に発表され、前期比で前回値の0.8%から上昇し、0.9%となりました。前年比でも前回値の3.3%を上回り3.6%で着地。市場予想の3.5%を上振れました。ANZ銀行のエコノミストは今回の結果を受け、「オーストラリアは景気後退を回避する可能性が高い」と述べています。
GDPの結果を受け、対円で下落していた豪ドル円は反発しました。本日のアジア時間で96.633まで上昇していた豪ドル円は軟調な展開となり、96.000まで反落していましたが、指標発表により小幅に回復。現在は96.182付近での推移となっています。
しかしながら欧州時間にかけて時間足で三尊天井を形成する可能性があるため、チャートパターンに警戒しましょう。
7日正午前、松野官房長官が直近の円安について「急速な為替変動は望ましくない」「為替は高い緊張感を持って注視している」「円安メリットを活かせると想定している」と発言し、一時的に円高に振れる局面がありました。
同じく鈴木財務相は、「最近の値動きは急速で一方的」「現在の動きが継続することに強い関心を持っている」と発言。
発言を受け一時的に下落した米ドル円でしたが、現在の下落は限定的となっています。米ドル円は本日のアジア時間で143.711をタッチ。米国の連休明けから3.4円の上昇を見せています。上昇が著しい米ドル円ですが、日足ベースでのダイバージェンスは確認できていません。日柄調整はあるにしろ、もうしばらく円安が継続する可能性に警戒が必要です。
ドイツの7月の鉱工業生産が7日に発表され、前月比で前回値の0.8%から低下しマイナス0.3%となりました。前年比でもマイナス幅を拡大し、市場予想のマイナス1.0%に対しマイナス1.1%で着地しました。
それぞれ消費財の生産が2.4%、資本財の生産は0.8%、中間財の生産は0.6%減少しました。
指標発表と同時に、上昇していたユーロ円は反落しました。今年高値に迫る勢いで上昇していたユーロ円は、本日のアジア時間で142.698をタッチ。昨日からすでに3.2円ほど上昇しています。ただ、4時間足・日足ともに上昇に余力があります。欧州時間での調整後、米国時間でふたたび上昇となるのか注視しましょう。
東京証券取引所(TSE)とニューヨーク証券取引所(NYSE)の2大証券取引所が取引時間の延長を発表し、世界の金融業界から大きな注目を集めています。
為替、株式、原油価格の見通し:ハリス氏とトランプ氏が選挙人団で同数となった場合は?
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