概要:11月の米国製造業・サービス業を合わせた総合購買担当者指数(PMI)統計(速報値)によると、雇用の指数が2020年半ば以降で初めて縮小圏に陥った。S&Pグローバルが24日発表したもので、低調な需要と高コストが背景にある。
11月の総合PMI雇用指数は49.7-背景に低調な需要と高コスト
雇用削減は製造業以外にも広がっている-S&Pグローバル
11月の米国製造業・サービス業を合わせた総合購買担当者指数(PMI)統計(速報値)によると、雇用の指数が2020年半ば以降で初めて縮小圏に陥った。S&Pグローバルが24日発表したもので、低調な需要と高コストが背景にある。
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総合PMIは4カ月連続で分岐点の50を1ポイント未満上回る水準にとどまった。
S&Pグローバル・マーケット・インテリジェンスのプリンシパル・エコノミスト、シャーン・ジョーンズ氏は発表文で、「雇用削減は製造業以外にも広がっている。サービス企業はコスト節減を求め、11月に新たに人員を減らしたことを示唆した」と説明した。
サービス業の雇用者数は20年6月以降で初めて減少。製造業の雇用指数は2カ月連続で縮小圏となった。