概要:7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正され、約2年ぶりの高い伸びとなった。設備投資と政府支出の上方修正を反映した。
2023年11月29日 22:36 JST
7-9月(第3四半期)の米実質国内総生産(GDP)改定値は速報値から上方修正され、約2年ぶりの高い伸びとなった。設備投資と政府支出の上方修正を反映した。
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個人消費の下方修正はサービス支出の伸び鈍化が背景にある。設備投資は1.3%増に上方修正。構造物への堅調な投資が寄与した。住宅投資も速報値を上回る伸びとなった。
別の主要指標である国内総所得(GDI)は7-9月に1.5%増加。GDPとGDIの平均値は3.3%増と、今年前半の平均ペースの2倍余りの伸びとなった。全米経済研究所(NBER)で景気循環の日付認定に当たる委員会は同平均値を注視している。
統計の詳細は表をご覧ください。