概要:ゴールドマン・サックス・グループはプライベートクレジット部門の幹部入れ替えを進めていると、資産運用・ウェルスマネジメント部門を率いるマーク・ナックマン氏が明らかにした。1100億ドル(約16兆1000億円)規模の同部門の規模を中期的に倍増させることを目指しているという。
2023年12月12日 0:45 JST
ゴールドマン・サックス・グループはプライベートクレジット部門の幹部入れ替えを進めていると、資産運用・ウェルスマネジメント部門を率いるマーク・ナックマン氏が明らかにした。1100億ドル(約16兆1000億円)規模の同部門の規模を中期的に倍増させることを目指しているという。
同氏は「オルタナティブ分野全体で最大の機会だと考えている」と語った。
ブルームバーグ・ニュースが確認した文書によると、グレッグ・オラフソン氏がオルタナティブ部門の共同プレジデントからプライベートクレジットのグローバル責任者になる。
ゴールドマンは急成長するプライベートクレジット市場で、JPモルガン・チェースやバークレイズ、シティグループといったウォール街のライバルたちを長い間リードしてきた。同行は2008年の金融危機以前から大規模なプライベートクレジット部門を維持している数少ない企業。