概要:ソフトウエアなどを手掛ける米オラクルの9-11月(第2四半期)決算で、クラウドコンピューティング部門の売り上げの伸びが2四半期連続で鈍化した。競争の激しい市場で成長努力が進展していないのではないかと投資家を懸念させる内容となった。
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2023年12月12日 7:22 JST
クラウド部門の売上高は48億ドル(約7000億円)と前年同期比25%増
売り上げの伸びは前期の30%を下回り、2四半期連続で鈍化した
ソフトウエアなどを手掛ける米オラクルの9-11月(第2四半期)決算で、クラウドコンピューティング部門の売り上げの伸びが2四半期連続で鈍化した。競争の激しい市場で成長努力が進展していないのではないかと投資家を懸念させる内容となった。
11日の米株市場の時間外取引で、オラクルの株価は一時約8%下落した。
同社の発表によれば、9-11月のクラウド部門の売上高は48億ドル(約7000億円)と前年同期比25%増加したが、前期の伸び(30%)を下回った。内訳はアプリケーション関連が32億ドル、計算能力とストレージ(記憶容量)のネット経由での提供が16億ドル。