概要:11日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は下落。重要指標の発表を控え、商品市場は金融政策変更の可能性を見極めようとしている。
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2023年12月12日 7:03 JST
11日のロンドン金属取引所(LME)の銅相場は下落。重要指標の発表を控え、商品市場は金融政策変更の可能性を見極めようとしている。
ドルは上昇。取引の早い段階で数週間ぶり高値を試す展開となった。トレーダーは12日に発表される米消費者物価指数(CPI)や13日に予定される今年最後の米連邦公開市場委員会(FOMC)の政策発表に注目している。米利下げが従来の予想より早期に実施される可能性があるとの楽観的観測が、この1カ月にわたり株式と非鉄金属相場を押し上げてきた。
LMEの銅相場(3カ月物)は前週末比108ドル安の1トン=8341ドルで終了。スズとニッケル、アルミニウムも値下がりした。