概要:高級フィットネスクラブ運営のエクイノックス・ホールディングスは近く期限を迎える債務の借り換えに向け、プライベートクレジット市場で13億ドル(約1860億円)の融資を受けることを含め選択肢を探っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
高級フィットネスクラブ運営のエクイノックス・ホールディングスは近く期限を迎える債務の借り換えに向け、プライベートクレジット市場で13億ドル(約1860億円)の融資を受けることを含め選択肢を探っている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
同社は資金調達の一環として、優先株で約4億ドルを確保することも協議していると、関係者が非公開案件を理由に匿名で語った。
エクイノックスのアドバイザーである投資銀行センタービュー・パートナーズは、この案をダイレクトレンディング(直接融資)ファンドに売り込んでいる。エクイノックスは来年3月が期限の第一順位抵当権付きタームローン10億ドル強を抱えている。同社は資産家スティーブン・ロス率いる不動産会社リレーテッドの幹部が支援する。
エクイノックス、センタービュー、アドバイザーのゴールドマン・サックス・グループの各担当者はコメントを控えた。リレーテッドにメッセージを残したが、今のところ連絡はない。資金調達については、米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙が先に伝えた。