概要:米取引所運営会社CBOEグローバル・マーケッツはS&P500種株価指数の20日の下落について、24時間以内に期限が切れるゼロ・デー・オプション(ゼロDTE=ゼロ・デー・トゥー・エクスピレーション)取引の急増が要因ではないと指摘した。これは米金融業界の一部アナリストの主張と異なる。
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2023年12月22日 10:03 JST
4765のプット、買いが売りを約1000枚上回っただけ-CBOEデータ
多くのアナリスト、「ガンマ」ヘッジが下げ加速させたと指摘
米取引所運営会社CBOEグローバル・マーケッツはS&P500種株価指数の20日の下落について、24時間以内に期限が切れるゼロ・デー・オプション(ゼロDTE=ゼロ・デー・トゥー・エクスピレーション)取引の急増が要因ではないと指摘した。これは米金融業界の一部アナリストの主張と異なる。
S&P500種が取引終了までの2時間に下げた際、同日に期限が切れるプットオプションの取引が急増し、取引の相手側はポジションのバランスを取るため先物などの売買を迫られた。多くのアナリストは、いわゆる「ガンマ」ヘッジが20日の下げを加速させたと指摘した。