概要:英製薬会社アストラゼネカは、中国の細胞療法開発企業グレイセル・バイオテクノロジーズを最大12億ドル(約1710億円)で買収することで同社と合意した。
英製薬会社アストラゼネカは、中国の細胞療法開発企業グレイセル・バイオテクノロジーズを最大12億ドル(約1710億円)で買収することで同社と合意した。
両社の26日発表によると、合意の下でアストラゼネカはグレイセルを1株当たり2ドルで取得し、現金前払い分は10億ドルとなる。さらに規制上の一定のマイルストーンを達成した場合の追加の株式購入を含めると、最終的な買収総額は12億ドルに達する。
グレイセル買収により、アストラゼネカはがん治療におけるCAR-T細胞(キメラ抗原受容体T細胞)療法のパイプライン強化が可能になる。