概要:昨年12月の米雇用統計で、雇用者数の伸びは加速し、賃金増加率は市場予想を上回った。米金融当局が3月に利下げをするとの見方を後退させる内容となった。
昨年12月の米雇用統計で、雇用者数の伸びは加速し、賃金増加率は市場予想を上回った。米金融当局が3月に利下げをするとの見方を後退させる内容となった。
キーポイント |
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雇用者数が特に増加した部門は医療や政府、建設、娯楽・ホスピタリティーなどだった。
金利スワップ市場では、発表を受けて3月利下げの確率がほぼ半々に低下した。
米国債急落、雇用拡大ペース堅調で米利下げ観測が後退
労働参加率は0.3ポイント低下して62.5%。25歳から54歳の労働米利下げ観測が参加率は0.1ポイント低下した。