概要:台湾の国防部(国防省)は6日、声明を発表し、中国が気球を繰り返し台湾海峡に飛ばしていることを非難し、直ちにやめるよう強く求めた。
台湾の国防部(国防省)は6日、声明を発表し、中国が気球を繰り返し台湾海峡に飛ばしていることを非難し、直ちにやめるよう強く求めた。
国防部は声明で、中国は民間航空の安全性を「無視」し、気球は「多くの国際航空路の安全性に深刻な脅威を突き付けている」と指摘した。
国防部の報告によると、今月1日から5日までの間に中国の12の気球が台湾海峡の中間線を越えて飛来し、そのうち一部は台湾本島の上空を通過した。
台湾では13日に総統選が行われ、中国の脅威が選挙戦の大きな争点となっている。