【欧州市況】株は週間ベースでは３カ月ぶり大幅安、英債ほぼ変わらず

19日の欧州株はストックス欧州600指数が0.3％安。週間ベースでは1.6％安と、３カ月ぶりの大幅安となった。強弱が混在した企業決算や金利見通しが意識された。この日は鉱業、自動車関連銘柄が下落した一方、テクノロジー株は上昇した。

欧州債市場ではドイツ債利回りが週間ベースで15ベーシスポイント（ｂｐ、１ｂｐ＝0.01％）上昇と、昨年７月以来の大幅な上げとなった。２年債利回りは同21ｂｐ上昇した。

短期金融市場では欧州中央銀行（ＥＣＢ）の年末までの利下げは計130ｂｐが織り込まれている。先週末よりも20ｂｐ余り縮小した。

英国債はほぼ変わらず。トレーダーはイングランド銀行（英中央銀行）の今年の利下げを計109ｂｐと想定している。

1月19日の欧州マーケット概観（表はロンドン午後６時現在）