概要:オプション市場では、前週末19日に最高値を更新したS&P500種株価指数が一段高になると見込んだ取引が増えている。
2024年1月23日 1:42 JST
「コールの壁」は4800から5000に切り上がり、上値追いの勢い強まる
企業決算の上振れと米財務省の発表が押し上げ要因となる可能性
スポットガンマ創業者、ブレント・コチュバ氏は、オプション市場の構造変化は「値上がりを誘発する」と指摘。とりわけハイテク7社で構成する「マグニフィセント・セブン」のような大型銘柄を追いかけるコール買いのパターンがこうした動きを後押ししたという。
コールオプションの取引量は19日に急増しており、上値追いの動きが強まっていることを示唆。一方、ナスダック100指数の先物ポジションは、わずか6週間で大幅なロングへとシフトした。