FXとは？超初心者向けの基礎知識

FX取引やコピトレを始めるにあたり、金融ニュースや投資の心得をいくら読んでも、分からないことが多かったという経験はありませんか？今回の記事では、超初心者向けのFX基礎知識について詳しく説明します。

FXとは何か、専門用語の意味などを一緒に学んでいきましょう。

FXとは？

FXはForeign Exchange（外国為替）の略で、たとえば日本円を米ドルに両替するように、ある国の通貨（お金）を別の国の通貨に交換することを意味しています。日本でFXは「外国為替証拠金取引」とも呼ばれており、取引額の一部に相当する証拠金を預けるだけで「外国為替」の取引を行えるのが大きな特徴です。これは、少額で大きな金額の取引ができることを意味しており、「レバレッジ効果」と呼ばれています。

FXの最大の魅力「レバレッジ」

金融庁の規制により、国内FX個人口座の最大レバレッジは25倍と定められています。つまり、取引口座に10万円を入金すれば、その10万円の証拠金に対して最大250万円分の通貨ペアを売買することが可能です。

ほぼ24時間取引ができる

FXは取引されている市場が世界のマーケットになるため、土日やメンテナンス時間をのぞく平日のほぼ24時間いつでも取引が可能になっています。

FX初心者向け用語解説

通貨ペア

FXでは2つの通貨を交換して利益を狙います。交換する2つの通貨の組み合わせを通貨ペアといいます。例えば、米ドル対円の為替レートはUSD対JPY、「米ドル/円」と呼ばれます。

ドル円の場合、ドルが基軸通貨で、円が決済通貨です。ロングポジションを取るということは、ドル円が上昇傾向になると予想することで、ショートポジションを取るということは、ドルを売って、ドル円が下落傾向になると予想することです。初心者は少し混乱するかもしれませんが、ロングは前の通貨が上昇すると信じ、ショートは逆だと理解すればよいのです。

また、クロス円とは米ドル以外の通貨と日本円のペアを指します。

ピップス（pips）

通貨の共通単位として使用されているのがpipsです。異なる通貨ペアであっても、共通の単位で変動幅を表すことができます。大多数の通貨ペアは、小数点以下4桁目が1ピップスです。例えば、米ドル対日本円の為替レートが1.2700で、それが1ピップス上がると1.2701になります。

米ドル/円やクロス円（ユーロ/円、ポンド/円など）の場合：

1pip＝0.01円（1銭）

10 pips＝0.1円（10銭）

100 pips＝1円（100銭）

スプレッド（spread）

取引ソフトを開くと、各通貨ペアには買い値（Ask）と売り値（Bid）があり、その間の小さな差が「スプレッド」です。

市場には、より高い価格で持っている通貨ペアを売りたい人たちが並んでいて、逆に同じ通貨ペアを低価格で買いたい人たちもいます。この差がスプレッドです。

このスプレッドは取引における重要なコストで、投資収益に影響を与えます。ですから、会社を選ぶ際には、リアルタイムのスプレッドを見ておく必要があります。

保証金

保証金とは取引額の一部として預けるお金です。

例えば、1:400のレバレッジを使うと、1000ドルの口座で40万ドルの取引ができます。この1000ドルが使える保証金です。

保証金が不足している場合は追加が必要です。さもなくば、会社によって強制決済されることになります。

ロット（Lot）数

FXにおけるロットとは、取引量の単位を表します。FX会社によって異なりますが、1ロット=1,000通貨や、1ロット=10,000通貨として定められているのが一般的です。ロット数を上げればその分リスクが高くなり、下げればリスクを抑えた取引が可能です。

取引前に、必ず各ロットの契約数量を確認して、リスクが許容範囲を超えないようにしましょう。

ロング（long）とショート（short）

ロングとショートは、通貨ペアの話の中で触れた、買いと売りのことです。ロングは、前の通貨が上昇すると予想すること、ショートは逆に前の通貨が下落すると予想することです。

利食いと損切り

取引を行う際には、2つの重要なポイントを覚えておく必要があります：利食いと損切りです。

損切りとは、あなたが耐えられる最大の損失点であり、利食いとは、あなたが期待する最大の利益目標です。これを設定しなければ、お金があっという間になくなってしまいます。

強制決済と強制清算

強制決済は、自分で持っているポジションを売却することで、強制清算は、入金額がすべてなくなったときに、保証金よりも損失が大きくなった場合に起こるものです。

まとめ

FX取引は少額で大きな取引が可能で、24時間取引ができる魅力的な投資方法です。しかし、専門用語やリスク管理の方法をしっかり理解することが重要です。初心者の方は、まず基礎をしっかり学んでから取引を始めましょう。

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