概要:「SNSや出会い系アプリを悪用した詐欺が急増中!」今回の被害者の1人は、友人から借金までして総額1.13億円を失った…今回、悪質業者「OTOIA」の手口を徹底解剖。「甘い言葉の裏に潜む罠」、その真実とは?
近年、SNSや出会い系アプリを通じた詐欺が急速に拡大しており、世界的な問題となっています。
その中でも、悪徳業者「OTOIA」はロマンス詐欺をはじめとする巧妙な手口で投資家を狙い、多くの資産を搾取してきました。
前回のWikiFXの記事では、詐欺師に3度も狙われた被害者の実例をご紹介しましたが、記事公開後、「OTOIA」に関する被害の報告がさらに多く寄せられました。
今回の記事では、新たに確認された被害事例を基に、詐欺師たちの手口をさらに詳しく分析します。SNSや出会い系アプリから始まる罠、そしてその先に待ち受ける恐ろしい現実について掘り下げていきます。
【前回の記事はこちら】
結論として
OTOIAの実態:SNSを利用した典型的なロマンス詐欺
OTOIAは、SNSを通じて投資家を勧誘する典型的なロマンス詐欺を行う悪徳業者です。現在、出金は一切できず、翻訳ツールを使用している形跡から、海外の詐欺グループである可能性が高いとされています。
主に韓国を拠点に活動しており、これまでの被害総額は10万ドルを超えると言われています。2024年12月現在、公式サイトへのアクセスが不可能になっていますが、詐欺グループは名前やウェブサイトを変えて活動を再開しているとの報告があります。
WikiFXでは特定の業者を推奨することはありませんが、投資を始める前に、その業者の規制状況や口コミをしっかり確認することを強くお勧めします。
WikiFXとともに、最新の悪徳業者の実態と手口を見極めましょう。
WikiFXでOTOIAを調べたところ、該当業者は規制されていないことが判明しました。
公式サイトを確認したところ、言語は英語のみで、株式、CFD、仮想通貨などの取引に対応していました。
連絡先や規制番号や登録住所などの情報も一切なし。
関連被害報告を提供した複数のWikiFXユーザーによると、OTOIAは2024年9月以降、韓国で活動していることが確認されました。
最新のユーザーからの情報によると、OTOIAの公式サイト(https://bch-final.com/)は12月1日以降アクセスできなくなっており、資金の引き出しも不可能になっています。
さらに、以前の記事にあった被害者の情報によれば、OTOIAチームはすでにウェブサイトを変更し、「BCH」という名前で活動を再開したとのことです。
それに加えて、WikiFXで「BCH」で検索したところ、「BCH Global Limited」という悪徳業者が見つかりました。
BCHの現在の公式サイト:https://bch-final.com/index.php
これから、WikiFXと一緒に、OTOIA被害者からの被害事例を見ていきましょう。
すべては、被害者が出会い系アプリで知り合った「日本人女性」からの接触によって始まりました。
7月末から11月末までの間、被害者は「OTOIA」というサイトに勧誘され、詐欺師の言葉に従って投資を始めました。被害者は疑念を抱きつつも、最初に100万ウォン(約10万円)を投資しました。その結果、短期間で30万ウォンの利益を得ることができました。さらに、彼女は取引を続ければ元本が30%、さらには40%以上も増えると約束しました。この初期の成功体験が信頼を生み、被害者は次第に彼女の言葉を信じるようになりました。
詐欺師は次々と被害者を騙すための新たな「餌」を用意していました。「大きな元本で投資すれば、月に30%の利益が得られる」「友達はこの方法で超豪華な家を買った」「叔父が日本の大手証券会社で働いている」といった甘い話が語られ、被害者はさらに3000万ウォンを投資する決断を下しました。
この過程で、詐欺師は家を売ったり、ローンを組んだり、さらには弟の家を担保に投資を増やすよう迫り続け、被害者を追い詰めていきました。
その結果、被害者はますます多額の投資をするようになり、4ヶ月以内に合計1億1,300万ウォンを入金しました。もちろん、その中には兄弟や母親から借りた資金や銀行ローンも含まれています。
その後、被害者が資金繰りのために4,000万ウォンを出金したいと考えたところ、詐欺師は20.6%の米国税の支払いを要求しました。支払うお金がないと主張すると、詐欺師はすべての資金を凍結し、弁護士を雇って被害者を訴えると脅しました。
9月14日、被害者は初めて「OTOIA」というプラットフォームに資金を入金しました。最初は特に問題なく運用されており、詐欺の兆候は見られませんでした。
しかし、11月1日と11月6日に被害者が資金を引き出そうとした際、詐欺師は「高級認証していない」や「取引量不足」といった理由で出金を拒否しました。その後、ユーザーに20.6%の税金(18,000ドル)と10,000ドルのリスク保証金の支払いを要求しました。
被害者は詐欺師の指示に従い、これらの金額を支払いましたが、それでも資金は出金されず、新たな問題が発生しました。
リスク保証金を支払った後、被害者の「信用スコア」が理由もなく急に下がりました。この時、詐欺師はスコアを回復するためには1ポイントあたり2,000ドルを支払う必要があると要求し、さらに入金を続けるように誘導しました。
つまり、被害者は無事に出金するために、信用スコアを回復するために合計6,000ドルを追加で支払わなければならなかったのです。
OTOIAは、SNSを通じて投資家を勧誘し、典型的なロマンス詐欺を仕掛ける悪徳業者です。
現在では、公式サイトへのアクセスができなくなっていますが、被害者にとって失われた資産は戻らず、深い傷を残しています。
このような被害を防ぐには以下のポイントを押さえることが重要です。
・業者の情報を必ず事前に確認する
WikiFXでは、FX業者の規制状況や口コミを調べることが可能です。評価やリスク情報を参考に、信頼できる業者を選びましょう。
・高いリターンや甘い言葉に注意する
突然の勧誘や高額な利益を約束する話は、詐欺である可能性が高いです。少しでも不審に思った場合は、すぐに断る勇気を持ちましょう。
・万が一詐欺に遭った場合の対処法
詐欺被害に遭った際には、速やかに警察や弁護士、消費生活センターに相談してください。
詐欺師の罠に陥る前に冷静な判断を心がけることが最も重要です。
安全な取引環境を選ぶために、日頃から詐欺の手口に関する知識を深め、WikiFXなどの信頼できるプラットフォームを活用して情報収集を行いましょう。
WikiFXでは、ご自身の判断で慎重に海外業者を選び、できるだけ日本の金融庁の監督下にある業者を選ぶことを強く推奨します。
万が一詐欺に遭った場合は、すぐに警察や弁護士に相談し、消費生活センターにも連絡してください。
さらに、WikiFXアプリでは、毎日、出金リスクのある業者に関する情報をプッシュ通知でお届けしています。ご興味がある方は、ぜひアプリをダウンロードしてください。
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