【WikiFX調査】フィリップ証券を実際に使ってみた！入金・出金・取引のリアル体験レビュー

FX業者やオンライン証券会社が乱立する中、「実際に安心して使える業者はどこなのか?」という疑問を持っている方も多いのではないでしょうか。

ウェブサイトや広告には良いことしか書かれておらず、実際のユーザー体験がわからないと不安ですよね。

そこで今回は、WikiFXスタッフが海外FX業者「フィリップ証券」で実際に口座を開設し、入金、出金、そして数日間にわたって取引を行ったリアルな体験を、余すことなくご紹介いたします。

これから口座開設を考えている方や、フィリップ証券証券の利用を検討中の方にとって、少しでも参考になれば幸いです。

間違った業者選びは、資産を失うリスクすらあります。 WikiFXでは、各業者のライセンス情報、規制状況、利用者の口コミ評価まで幅広く網羅し、信頼性の高いFX業者を見極めるための情報を徹底的に比較・検証しています。

あなたにぴったりの業者がきっと見つかる、フィリップ証券に関するより詳しい情報はこちらからご覧いただけます。

WikiFX独自の体験レビュー

①口座開設の手順と所要時間

まずは口座開設の流れからご紹介します。

フィリップ証券の口座開設はすべてオンラインで完結します。

画面右側の「口座開設」をクリックすると、申込フォームに進みます。

また、手続きは以下のような流れでした：

■ 手順

1. 公式サイト右上の「口座開設」ボタンをクリックしてスタート

   トップページ右上の「口座開設」ボタンをクリックすると、申込フォームに進みます。

2. 入力項目は全49項目とやや多め

   ただし、チェックボックス形式の確認項目が多く、実質的な入力作業はそれほど負担ではありません。

   氏名のフリガナは自動入力、住所も郵便番号の入力で自動補完されます。

   また、出金口座名義人もフリガナと連動して自動で反映されます。

3. 氏名・住所・職業・出金口座情報などを入力

   基本情報や金融に関する確認事項などを入力します。フォームは見やすく、操作もスムーズです。

4. 入力内容を確認し、「申し込む」をクリック

   すべての情報を入力したら、確認画面で内容を確認し、問題がなければ「申し込む」をクリックします。

5. 本人確認書類とマイナンバー書類を提出

   申込完了後、届いたメールに記載のURLから本人確認書類を提出します。

   提出方法は、スマホによるオンライン提出または郵送の2種類。

   今回はスマホによるオンライン提出を選択。

   ※オンライン本人確認では、マイナンバーカードなどを撮影・アップロードします。

6. 「アップロード」をタップして申込完了。所要時間は約8分

   書類のアップロードまで含めた申込完了までの所要時間はおよそ8分。

   他社平均（約10分）と比べると、ややスピーディーです。

7. 審査を待つだけ。翌日に「口座開設完了のお知らせ」メールが届く

   審査が完了すると、登録メールアドレスに「口座開設完了のお知らせ」が届きます。

8. これで口座開設は完了。すぐに取引を始められる

   ログイン情報はメール内に記載されており、郵送の待ち時間なく取引を開始できます。

■ 所要時間

申請から約1日で口座開設が完了したことになります。

■【WikiFXコメント】

フィリップ証券の口座開設は、全体を通してスムーズかつ直感的に操作できる点が好印象でした。

入力項目はやや多め（全49項目）ではありますが、チェック形式の確認項目が多く、実際の入力負担は少なめです。また、フリガナや住所、出金口座名義などが自動反映される点も、ユーザーフレンドリーに感じました。

本人確認書類の提出もスマホで完結でき、マイナンバーカードの撮影からアップロードまで含めても所要時間は約8分と、非常にスピーディーです。

他社と比較しても手続き全体が効率的で、「今すぐ取引を始めたい」という方にとってはストレスなく進められる点が大きな魅力といえるでしょう。

さらに、審査通過後は翌日にはログイン情報が届き、すぐに取引が開始できるのも安心材料です。

「書類提出＝郵送待ち」のイメージがある方にとって、オンライン完結という点は大きなメリットになるはずです。

②入金について

フィリップ証券では、入金は複数の方法から選べます。

• 入金すべき金額

100,000円

※現在長期間にわたって全く入金がない場合、口座にログインできます（今後は分かりません）

※現在口座残高がゼロの状態でも、チャートソフト上の機能を利用可能（今後は分かりません）

• 入金方法一覧
• クイック入金
• 銀行振込

今回、WikiFXのスタッフは「クイック入金」の方法を試してみました。

■ クイック入金

• 送金完了から反映まで：8秒
• 手数料：無料

■【WikiFXコメント】

今回試した「クイック入金」は、手数料が無料で、送金完了から口座への反映までわずか8秒という驚きのスピードでした。急いで取引を始めたい方にとって、非常に利便性の高いサービスといえるでしょう。

また、現時点では長期間入金がなくても口座の利用は可能で、残高がゼロでもチャート機能などは使用できる状態です（※将来的に変更される可能性あり）。

最低入金額は10万円とやや高めの設定ですが、それ以外に入金制限や口座維持費はなく、全体的には自由度の高い印象を受けました。

③出金申請と着金までの日数

出金については、多くの人が「本当に出金できるのか」「時間がかかるのでは?」と不安を感じる部分だと思います。今回の実体験は以下の通りです：

• 出金申請から着金まで：45.6時間
• 出金手数料：無料
• 最低出金額：10000円以上、10000円未満の場合全額出金
• 口座維持残高要件：残高10万円未満の口座は閉鎖られることがある

■【WikiFXコメント】

今回の検証では、木曜日に出金申請し、月曜日に着金。週末を除くと約45.6時間での着金となり、一般的な証券会社と比較しても十分許容範囲内といえるスピードです。

出金手数料は無料で、最低出金額は1万円から。ただし、1万円未満の場合は全額出金となります。また、残高が10万円未満の口座については、将来的に閉鎖の対象となる場合がある点にも注意が必要です。

全体として、安心して出金できる体制が整っており、過度な手数料や遅延も見られない点は好印象でした。

④実際の取引環境と操作感

フィリップ証券では、主に以下の取引環境が提供されています：

• 取引プラットフォーム：MT5（Windows PC、PCブラウザ、Android）
• 対応商品：国内株式、外国株式、投資信託、FX（24通貨ペア）、CFD、先物OPなど
• 最大レバレッジ：25倍
• スプレッド（USD/JPY）：平均1.2pips（やや広めだが許容範囲）
• スワップポイント：難しい
• スワップポイント確認ページ：https://www.phillip.co.jp/fx/swap/

■【WikiFXコメント】

実際の取引環境と操作感については、全体的に「堅実でバランスが取れている」という印象を受けました。

プラットフォームはMT5に対応しており、PC（インストール版／ブラウザ版）やAndroidアプリからも利用可能。MT4に慣れている方でもすぐに操作に慣れることができるUIで、動作も安定しており快適です。

スプレッドはUSD/JPYで平均1.2pipsとやや広めですが、極端に不利というほどではなく、安定性重視の方には十分許容範囲でしょう。

全体的に、初心者よりはある程度経験を積んだトレーダーや、株・FX・CFDを一元管理したい方に向いている環境といえそうです。

⑤サポート体制と日本語対応の有無

フィリップ証券はシンガポールに拠点を置き、全世界で15の国と地域に展開しています。5000名以上のスタッフを持ち、様々な金融関連企業を通じて多種にわたる金融商品を提供しています。

フィリップ証券では、以下のサポート体制が整っています：

• 電話・お問い合わせフォーム対応時間：9:00 ～ 17:00（土曜、日曜、祝祭日、年末年始を除く）
• FAQ：日本語でしっかり整備されている

フィリップ証券の安全性・信頼性について

• 基本情報
• 業者名：フィリップ証券
• 運営会社：フィリップ証券株式会社
• 公式サイト：https://www.phillip.co.jp/
• 保有中のライセンス

関東財務局長（金商）第127号

第一種金融商品取引業、第二種金融商品取引業

• 加入協会

日本証券業協会、金融先物取引業協会、日本商品先物取引協会、日本STO協会、東京都宅地建物取引業協会

• 会社所在地

〒103-0026

東京都中央区日本橋兜町４－２

• 1944年（昭和19年）4月設立され、一定の実績あり
• 出金拒否などの悪い評判

WikiFXでは、フィリップ証券に関して1件の悪い評判が寄せられていますが、その中には日本人ユーザーからの投稿は含まれていません。

詳細を知りたい方はこちらをクリックしてください。

フィリップ証券株式会社に対する行政処分について

2012年2月27日、フィリップ証券株式会社が関東財務局から業務改善命令を受けた。

この処分の背景には、同社が投資信託の乗換えを勧誘する際に、顧客に対して重要な事項を適切に説明していなかった事実がある。2009年4月1日から2011年8月30日までの間に行われた投資信託の乗換え勧誘234件のうち、184件で重要情報の誤記載や不記載が確認された。さらに、そのうち181件では、顧客に提供された情報が実際の取引内容と異なっていた。例えば、解約する投資信託の損益額が誤って記載されていたり、手数料に関する説明がなされていなかったケースが多く見られた。

特に問題視されたのは、金額の誤差が大きいケースや、顧客が利益を得ると誤解させるような記載が行われていた事例である。中には、本来損失が発生しているにもかかわらず、利益が出ると誤認されるような説明が行われたケースもあり、顧客に不利益をもたらす可能性が高かった。

これらの問題が発生した背景には、同社の内部管理体制の不備があった。証券営業本部やコンプライアンス部が営業担当者への適切な指導を行っておらず、社内監査も十分に機能していなかったため、誤った情報が顧客に提供される事態が長期間にわたって放置されていた。

関東財務局は、こうした状況を重く受け止め、同社に対して業務改善命令を発出した。この命令により、フィリップ証券は、過去に誤った説明を受けた顧客に対して正確な情報を提供し、改めて意思確認を行うことが求められた。また、同社は、投資信託以外の金融商品についても同様の問題がないか検証し、適切に対応する必要がある。

さらに、責任の所在を明確にし、適切な業務運営を確保するために、経営管理体制および内部管理体制の見直しを求められた。社員への研修の実施など、法令遵守意識を向上させるための対策も講じるよう指示され、これらの対応については、2012年3月23日までに報告することが義務付けられた。

利用者の評判

フィリップ証券株式会社は、取引ツールの使いやすさやアジア系投資商品のラインアップの豊富さが、実際の取引ユーザーから高く評価されている証券会社です。

• 良い点

・取引ツールやチャートがシンプルで直感的に操作できるため、注文方法も分かりやすい。

・注文から約定までのタイムラグがほとんどなく、スピード重視の取引にも適している。

・情報提供が充実しており、初心者から上級者まで幅広く対応可能。

・アジア株やインド株など、他社では取り扱いが少ない商品も揃っている点が魅力。

・約定スピードが速く、大口注文でも安定した取引が可能。

• 改善が求められる点

・クイック入金に対応しておらず、銀行振込のみのため、即時の資金反映が難しい。

・一部の時間帯ではスプレッドが広がるため、その時間帯を避けた取引が求められる。

・ホームページやマイナンバー登録の手順がやや分かりにくいとの声がある。

・スワップポイントは可もなく不可もなく、特別な魅力は感じにくい。

間違ったFX業者を選ぶと、大切な資産を失うリスクも……。

WikiFXでは、各業者のライセンスや規制状況、利用者のリアルな口コミ評価まで徹底的にチェック。信頼できる業者を選ぶための情報をわかりやすく比較・検証しています。

あなたに最適なFX業者がきっと見つかる！

フィリップ証券の詳細情報はこちらからご確認ください。

まとめ

数あるFX業者の中でも、「実際に安心して使えるかどうか」は、口座開設・入出金・取引環境などを自分の目で確かめないと分からないことが多く、不安に感じる方も少なくありません。

今回、WikiFXのスタッフが実際にフィリップ証券で口座を開設し、入金・出金・取引まで体験した結果、全体的にスムーズかつ信頼性のあるサービスであることが分かりました。

特に、オンラインで完結する迅速な口座開設手続きや、反映の早いクイック入金、安心感のある出金対応などが高評価ポイントです。

また、取引環境も安定しており、MT5対応や幅広い取扱商品が提供されている点も、ある程度経験のある投資家にとって魅力と言えるでしょう。

フィリップ証券の利用を検討している方や、新たに海外FX業者での取引を始めたい方にとって、本記事が少しでも業者選びの参考になれば幸いです。

業者選びに失敗しないためにも、ライセンス情報やユーザー評価をしっかりとチェックし、納得のいく業者を選びましょう。

WikiFXについて

WikiFXは世界中のFX業者の安全性と信頼性を評価し情報を提供する第三者機関で、FX業者の情報検索、規制機関の検索、金融ライセンスの検索、業者の安全性などを調べることができます。WikiFXを使えば、世界中の６万社以上のFX業者の安全性と信頼性を調べることができます。

→気になるFX会社を今すぐWikiFXで検索してみましょう！

【注意事項】

現在、SNSやマッチングアプリで知り合った人、SNSで誘われたLINEグループでFX投資に誘われる詐欺事件が多発しています。

もしも勧誘されたら、紹介されたFX業者をWikiFXで調べてください。

※設立1～2年のFX業者はデータやユーザーからの情報が少ないため、評価が高くても出金トラブルのリスクがありますので、投資の際はご注意ください。