概要: オーストラリア統計局(ABS)よりオーストラリアの第2四半期消費者物価指数(CPI)が27日午前に発表され、前年比で前回値の5.1%から6.1%へ上昇しました。一方、前期比では前回値の2.1%から1.8%へ0.3ポイント低下。ピークアウトの兆候が見られました。
オーストラリア統計局(ABS)よりオーストラリアの第2四半期消費者物価指数(CPI)が27日午前に発表され、前年比で前回値の5.1%から6.1%へ上昇しました。一方、前期比では前回値の2.1%から1.8%へ0.3ポイント低下。ピークアウトの兆候が見られました。
内訳として、居住費(所有)が5.6%、自動車燃料が4.2%、家具(新居購入によるもの)が7.0%の価格上昇となりました。大幅な価格変動を除いた年間のインフレ率(トリム平均)は4.9%まで上昇し、2003年以来の最高値に達しました。
CPIの結果を受け、豪ドルは急落しています。とくに対円での下落が著しく、豪ドル円は95.315から94.789まで50pipsの下落となりました。テクニカル的には、日足での三角保ち合いの上限から下落しており、RSIも下降傾向にあります。このまま三角保ち合いの下限まで下落した場合、92.615付近がターゲットとなるため、通貨強弱を監視しつつ方向感を判断しましょう。
また、CPIの発表後にユーロが最強通貨、豪ドルが最弱通貨となったことで、ユーロ豪ドルは1.4553から1.4656まで100pipsの上昇となりました。4時間足では下落反転ポイントの20MAまで余白があるため、このままユーロが強含むのか注目したいところです。
東京証券取引所(TSE)とニューヨーク証券取引所(NYSE)の2大証券取引所が取引時間の延長を発表し、世界の金融業界から大きな注目を集めています。
為替、株式、原油価格の見通し:ハリス氏とトランプ氏が選挙人団で同数となった場合は?
八年前、彼はまるでダークホースのように反撃を行い、民主党の有力候補であったヒラリーを打ち破り、アメリカの第45代大統領に就任しました。その結果、ドルは上昇し、世界の金融市場は激動の時代を迎えました。 四年前、彼は再選を目指しましたが、敗北しホワイトハウスを去る際、「また戻ってくる」と宣言しました。
2024年の米国大統領選挙は、世界市場で大きな関心を集めています。候補者であるトランプ氏とハリス氏の政策は大きく異なり、それぞれが米国株式市場に与える影響も異なる可能性があります。今回の記事では、両者の政策が業界や資産クラスに与えるリスクと機会を分析します。