概要:豪州準備銀行(RBA)が2日に政策金利を発表し、前回同様0.5ポイントの利上げを行い1.85%としました。4会合連続利上げとなり、市場予想と一致しました。
今年5月から開始された利上げは175bpにも昇り、1994年以降で最速ペースとなっています。
オーストラリアの直近のインフレ率は6.1%となっており、欧米の8-9%台と比較すると急激な上昇ではありません。とは言えRBAが掲げる2-3%内に物価を抑えるため、今後も利上げの継続が予想されています。
RBAの声明では、「直近の利上げは金融情勢の正常化に向けてさらなるステップを踏むと予想しているが、あらかじめ設定された道筋がある訳ではない」「インフレ率は今年後半にピークを迎え、その後ターゲットの2-3%に向かって低下すると予想している」とされました。
本日の豪ドルは指標発表前から最弱通貨となっており、豪ドル円はアジア時間ですでに100pipsほど下落しています。政策金利発表後下落に拍車がかかりました。先月1日の水準へと戻っており、日足ではサポートのない真空地帯へ差しかかっています。
明日はOPECプラスが開かれる予定で、原油増産量の増減によるオセアニア通貨への影響も懸念されるため、欧州時間にかけての値動きを警戒しましょう。
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金融テクノロジー、金融規制、金融安全保障の急速な進歩と進化する状況の中で、WikiGlobalは最前線に立ち、これらの変革的なトレンドを注意深く追跡しています。この重要なテーマを掘り下げる独占インタビューシリーズとして、モーリシャス金融センター学院(FSI)のリードトレーナーであるナウシャッド・カドゥン氏にお話を伺いました。
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