概要:ドイツ連邦統計庁が7月の消費者物価指数(CPI・確報値)を10日に発表し、前年比で速報値と変わらず7.5%で着地しました。
前月比では市場予想と変わらず0.9%となりました。
CPIは順調に低下しているように見えますが、バーテン・ビュルテンべルク州立銀行のエコノミスト、Jens-Oliver Niklasch氏は、「インフレ率はまだピークに達したとは言えない」と警告しています。ドイツのCPIはECBに対する警鐘にもなる、と話しました。
指標発表は為替市場に大きな影響なく、ユーロは対円・対米ドルともに0.1%未満のボラティリティとなっています。ユーロ円は米ドル円以上にボラティリティが低下しており、アジア時間の現在は137.781-138.085内のレンジ推移をしています。
一方のユーロ米ドルも、1.0202-1.0219内で方向感を探る値動きとなっています。
本日の21時半に発表となるアメリカのCPI結果を前に、市場全体が様子見ムードです。先週末の米・雇用統計と同じく、短期足トレーダーは指標結果が出たのち、価格がしばらく落ち着くまで静観モードで臨みましょう。
東京証券取引所(TSE)とニューヨーク証券取引所(NYSE)の2大証券取引所が取引時間の延長を発表し、世界の金融業界から大きな注目を集めています。
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