概要:本日のニュースをまとめにチェック!
中国の8月の財新サービス業PMIが5日に発表され、市場予想の54.0を1ポイント上回り55.0で着地しました。前回値の55.5には届きませんでしたが、景況感の分岐点となる50を割り込むことなく、景気悪化懸念が払しょくされました。
週明けの為替市場は、クロス円が50pipsほどの下窓でスタートしましたが、人民元/円も例外なく下窓スタートとなりました。しかしながら窓はすぐに埋められ、20.298まで上昇。その後ふたたび下落し、往って来い相場となりました。
サービス業PMIの発表で反発を試みた人民元/円は、記事作成時点では、20.225円付近で推移しています。時間足では20MAの下位に位置しているため、欧州時間にかけて下落が継続するのか注視しましょう。
シンガポールの7月の小売売上高が5日にシンガポール統計局(DOS)より発表され、前年比で13.7%増となりました。前月の14.9%増からは、売上幅を縮小しました。小売売上高のうち、自動車を除いた数値は前年比で18.1%増となりました。
DOSいわく、衣料品・食品とアルコール(飲食店)・ジュエリーと時計の伸びが大きかったことが要因となりました。とくに飲食店の伸びは、昨年7月のパンデミックによる店内飲食が制限されていたことから、前年比での増加となりました。
シンガポールドルは、対米ドルで下落しています。米ドル/シンガポールドルは本日のアジア時間で直近1ヶ月の高値を更新。記事作成時点では1.4053となり、今年高値に迫る勢いで上伸しています。日足RSIも70手前のため、上昇が継続するのか注視しましょう。
スイスの4-6月期の実質GDPが5日に発表され、前期比で前回値の0.5%増から0.2ポイント減少し0.3%増で着地しました。前年比でも前回値の4.7%から減少。2.8%となり、市場予想の3.0%を下回りました。
指標発表前から、スイスフランは対円で下落。米ドル円が小幅に上昇する中、フラン円の上値は限定的です。記事作成時点のフラン円は142.814付近で推移しており、4時間足20MAに下値を支えられる形で停滞しています。
本日は米国が祝日により休場なこともあり、欧州時間での値動きに注目が集まります。また、本日は20時半過ぎに英・新首相が公表される予定のため、対ポンドでの値動きにも注目しましょう。
東京証券取引所(TSE)とニューヨーク証券取引所(NYSE)の2大証券取引所が取引時間の延長を発表し、世界の金融業界から大きな注目を集めています。
為替、株式、原油価格の見通し:ハリス氏とトランプ氏が選挙人団で同数となった場合は?
八年前、彼はまるでダークホースのように反撃を行い、民主党の有力候補であったヒラリーを打ち破り、アメリカの第45代大統領に就任しました。その結果、ドルは上昇し、世界の金融市場は激動の時代を迎えました。 四年前、彼は再選を目指しましたが、敗北しホワイトハウスを去る際、「また戻ってくる」と宣言しました。
2024年の米国大統領選挙は、世界市場で大きな関心を集めています。候補者であるトランプ氏とハリス氏の政策は大きく異なり、それぞれが米国株式市場に与える影響も異なる可能性があります。今回の記事では、両者の政策が業界や資産クラスに与えるリスクと機会を分析します。