概要:今年の米感謝祭翌日のブラックフライデーにおける消費者のオンライン支出額は、過去最高の98億ドル(約1兆4600億円)を記録したと、アドビ・アナリティクスが発表した。
オンライン売上高は前年比7.5%増の98億ドル-アドビ
後払い決済「バイ・ナウ・ペイ・レイター(BNPL)」の利用増加
オハイオ州コロンバスのショッピングモール、ポラリス・ファッション・プレイスでの買い物客の様子(11月24日)
今年の動向は、高インフレが消費者の懐を直撃し、小売店が在庫処分のため大幅値引きを実施した昨年からの回復を示している。
セールスフォースが別に発表したデータによれば、米オンライン売上高は前年比9%増加。靴やスポーツ用品、健康・美容関連が好調だったとしている。値引きが最も大きかったのは衣料品、住宅関連、美容製品だという。