概要:米銀シティグループのマーク・メイソン最高財務責任者(CFO)は、10-12月(第4四半期)のトレーディング収入は低迷する公算が大きいと述べた。商品(コモディティー)と金利で取引減少がみられるとしている。
米銀シティグループのマーク・メイソン最高財務責任者(CFO)は、10-12月(第4四半期)のトレーディング収入は低迷する公算が大きいと述べた。商品(コモディティー)と金利で取引減少がみられるとしている。
ゴールドマン・サックス・グループ主催の米金融サービス会議でメイソンCFOは、債券と株式のトレーディング収入は7-9月(第3四半期)に比べて最大20%減少する可能性があると発言。「外国為替はうまく持ちこたえている」が、金利市場では一部で圧力がかかっているとし、「ボラティリティーの欠如を踏まえるとコモディティーは恐らく若干軟化するだろう」と述べた。
また、同行は組織再編に伴う費用として、数億ドルを計上する見込みだとも述べた。ジェーン・フレーザー最高経営責任者(CEO)は9月に大規模な組織簡素化に着手した。
シティが上級管理職300人余り削減、組織再編の一環-関係者