概要:フェンウェイ・スポーツ・グループ率いるコンソーシアムは、米男子ゴルフのPGAツアーとサウジアラビアの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)、DPワールドツアーが設立する事業体の米共同出資者になるための最終交渉入りが決まった。
フェンウェイ・スポーツ・グループ率いるコンソーシアム選定
スティーブ・コーエン氏のファミリー・オフィスも含まれる
フェンウェイ・スポーツ・グループ率いるコンソーシアムは、米男子ゴルフのPGAツアーとサウジアラビアの政府系ファンド(SWF)、パブリック・インベストメント・ファンド(PIF)、DPワールドツアーが設立する事業体の米共同出資者になるための最終交渉入りが決まった。
選手らに10日送付された文書によると、PGAツアーの方針委員会は9日、ストラテジック・スポーツ・グループと協力することを全会一致で決定した。同コンソーシアムには米大リーグ(MLB)ニューヨーク・メッツを所有するスティーブ・コーエン氏のファミリー・オフィス、コーエン・プライベート・ベンチャーズや、米プロバスケットボールNBA、ミルウォーキー・バックスの元共同オーナーであるマーク・ラスリー氏も含まれる。文書はブルームバーグ・ニュースが確認した。
ストラテジック・スポーツ・グループが選定された背景には資産家ヘンリー・クラビス、ジョージ・ロバーツ両氏が参加する別のコンソーシアム「フレンズ・オブ・ゴルフ」が、同事業体への出資を目指す方針を取りやめたことがある。PGAは10日、今後数週間にPIFと交渉を進める予定だと説明した。