概要:マイケル・ヒンツェ氏が設立したヘッジファンド運営会社CQSやゴールドマン・サックス・グループで要職を経験し、クレジットスペシャリストとしてベテランのニック・パパス氏が、欧州投資に特化した自身の債券ファンドを立ち上げる。
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2023年12月12日 10:45 JST
少なくとも2億ドルでファロス・ポイントを開始する計画
ファンドは欧州のオポチュニスティック・クレジット投資に焦点
マイケル・ヒンツェ氏が設立したヘッジファンド運営会社CQSやゴールドマン・サックス・グループで要職を経験し、クレジットスペシャリストとしてベテランのニック・パパス氏が、欧州投資に特化した自身の債券ファンドを立ち上げる。
事情に詳しい関係者が非公開情報を理由に匿名で語ったところによると、パパス氏は少なくとも2億ドル(約290億円)でファロス・ポイント・キャピタル・マネジメントを開始する計画。ファロス・ポイントは米大学寄付基金のグループから支援を受けており、今後6カ月以内、あるいは運用資金が5億ドル程度に達すればそれより早期に新規の資金受け入れを停止する予定だという。
ブルームバーグ・ニュースが確認した投資家向けプレゼンテーションによると、ファンドは欧州のパブリック(公開)およびプライベート(非公開)市場におけるオポチュニスティック・クレジット投資に焦点を当てる。年率20%の純リターンを目指す。