米株への強気ＦＯＭＣ後勢い増す、Ｓ＆Ｐ来年4877予測－ＭＬＩＶ調査

コンテンツにスキップする

2023年12月14日 8:08 JST

ＦＯＭＣ前最後の調査に反映された見通しより強気の見方が示された

• 来年のＳ＆Ｐ500種指数の予測は会合前の時点では4808だった

Ｓ＆Ｐ500種株価指数が来年末に4877に上昇するとブルームバーグの端末ユーザーは予想している。「インスタント・マーケッツ・ライブ（ＭＬＩＶ）パルス」調査の暫定結果で明らかになった。

13日まで開催された米連邦公開市場委員会（ＦＯＭＣ）会合後に今回の調査は実施され、会合前最後の調査に反映された見通しより強気の見方が示された。その時点では、来年のＳ＆Ｐ500種指数の予測は4808だった。

それでも調査に回答した171人の約51％が、現時点の市場の利下げ織り込みは積極的過ぎると考えている。

今回の調査はまだ締め切られておらず、最終結果は変わってくる可能性がある。12、13日に開かれたＦＯＭＣ会合では、フェデラルファンド（ＦＦ）金利の誘導目標を5.25－5.5％に据え置くことが決まり、来年の利下げ開始が示唆された。