概要:ドイツ連邦銀行(中央銀行)が15日公表した最新予測によれば、ドイツ経済は今年マイナス0.1%成長となる見込み。輸出の不振が産業の足を引っ張り、消費者支出は抑制され、資金調達コストの上昇が投資に水を差したとしている。
2023年12月15日 18:16 JST
輸出不振や消費者支出抑制が響く-資金調達コスト上昇で投資も低迷
来年はプラス0.4%、25年は1.2%成長と景気の勢い増す
ドイツ連邦銀行(中央銀行)が15日公表した最新予測によれば、ドイツ経済は今年マイナス0.1%成長となる見込み。輸出の不振が産業の足を引っ張り、消費者支出は抑制され、資金調達コストの上昇が投資に水を差したとしている。
独連銀のナーゲル総裁は声明で、「2024年初頭からドイツ経済は景気拡大に戻り、徐々にスピードを取り戻すだろう」とコメントした。来年はプラス0.4%、25年は1.2%成長と景気の勢いが増すと予想している。
2023 | 2024 | 2025 | 2026 | |
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経済成長率(従来予想) | -0.1%(-0.3%) | 0.4%(1.2%) | 1.2%(1.3%) | 1.3% |
インフレ率(従来予想) | 6.1%(6%) | 2.7%(3.1%) | 2.5%(2.7%) | 2.2% |