概要:米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレに関して最近の進展が続けば、米金融当局が利下げに踏み切ることを示唆した。一方で、当局が目標に置く2%に物価上昇率が戻りつつあるとの確信をなお求めているとも述べた。
2023年12月20日 0:25 JST
米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、インフレに関して最近の進展が続けば、米金融当局が利下げに踏み切ることを示唆した。一方で、当局が目標に置く2%に物価上昇率が戻りつつあるとの確信をなお求めているとも述べた。
バーキン総裁はヤフー・ファイナンスとのインタビューで「インフレがうまく鈍化すると見なすなら、われわれは当然、適切に対応するだろう」と語った。
その上で、向こう数カ月間にインフレに関するデータの「一貫性と広がり」を見たいと発言。労働需要とインフレは正常化しつつあるとの認識を示した。バーキン総裁は来年の連邦公開市場委員会(FOMC)で議決権を持つ。