概要:ロシアの凍結資産3000億ドル(約42兆3600億円)相当を接収する方策について、主要7カ国(G7)の作業グループで検討するよう米政府が提案したと英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。ロシアによるウクライナへの本格侵攻から2年の節目となる来年2月24日に間に合うよう合意を急いでいるという。
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2023年12月28日 14:55 JST
ロシアの凍結資産3000億ドル(約42兆3600億円)相当を接収する方策について、主要7カ国(G7)の作業グループで検討するよう米政府が提案したと英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。ロシアによるウクライナへの本格侵攻から2年の節目となる来年2月24日に間に合うよう合意を急いでいるという。
事情に詳しい複数の関係者が同紙に語ったところでは、今月開かれたG7財務相のオンライン会合で協議されたが、決定には至っていない。
FT紙によれば、欧州各国で引き続き活発に検討され、ウクライナ支援への活用に向け、ロシア資産接収に向けた作業が加速している。西側にとって、その重要性が増す状況を浮き彫りにすると同紙は伝えた。