概要:米プロバスケットボールNBAは、マーク・キューバン氏が保有するダラス・マーベリックスの過半数株式を、カジノ運営最大手ラスベガス・サンズ創業のアデルソン家に売却することを承認した。
米プロバスケットボールNBAは、マーク・キューバン氏が保有するダラス・マーベリックスの過半数株式を、カジノ運営最大手ラスベガス・サンズ創業のアデルソン家に売却することを承認した。
声明によると、35億ドル(約5000億円)相当の株式売却は27日にNBA理事会の承認を得て、今週中に完了する予定という。
2000年にマーベリックスを2億8500万ドルで買収したキューバン氏は引き続き少数株式を保有する。スポーツ専門サイトのスポルティコが12月に示した同チームの評価額は27億7000万ドル。
サンズは創業者シェルドン・アデルソン氏の死後、ミリアム夫人が支配株主となっている。テキサス州ダラスを本拠地とするマーベリックスの株式取得によって、当地にカジノと競技場の複合施設を段階的に建設するサンズの構想が一歩前進したことになる。