概要:欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレとの闘いはまだ完全には完了していないため、総裁としての職務を完遂しなければならないと述べた。
欧州中央銀行(ECB)のラガルド総裁は、インフレとの闘いはまだ完全には完了していないため、総裁としての職務を完遂しなければならないと述べた。
ラガルド総裁は11日、フランス2のテレビインタビューで、「仕事を始めて進展があり、闘いに勝利する地点に近づいたら、最後までやり遂げなければならない」と語った。
この発言は、フランスのアタル新首相の内閣でラガルド氏は外相就任を依頼される可能性があるとのAFP通信の報道に対するもの。
ラガルド氏は2019年以来ECB総裁を務めており、最近は前例のない利上げを監督。22年に10%を超えて急上昇したインフレ率は2%目標が視野に入る水準に戻っている。