概要:クレディ・スイスのポートフォリオマネジャー5人が退社し、ロンバード・オディエ・インベストメント・マネジャーズのオルタナティブプラットフォームで新しいグローバルマクロ・ファンドを開始する。事情に詳しい関係者が明らかにした。
ロンバード・オディエのオルタナティブプラットフォームの一部
アンコンストレインドおよびグローバル債券戦略責任者も退社
クレディ・スイスのポートフォリオマネジャー5人が退社し、ロンバード・オディエ・インベストメント・マネジャーズのオルタナティブプラットフォームで新しいグローバルマクロ・ファンドを開始する。事情に詳しい関係者が明らかにした。
新ファンドは一任戦略とシステマティック戦略を組み合わせ、ロンバードのオルタナティブプラットフォームの一部として7-9月(第3四半期)に運用開始する予定だという。
クレディ・スイスでアンコンストレインドおよびグローバル債券戦略の責任者を務めていたバレンティン・ペトレスコウ氏も退社する。リンクトインのプロフィルによると、同氏は2019年にクレディ・スイスに入社したが、それ以前はデリバティブ(金融派生商品)トレーダーとして働いていた。
ペトレスコウ氏と他の4人はコメントを控えた。クレディ・スイスを買収したUBSグループとロンバード・オディエの広報担当者もコメントを避けた。
新しいマクロファンドは欧州連合(EU)法にのっとって設立・運用されるUCITSファンドとして設計され、投資家はより頻繁に償還を求めることができる。