概要:ドイツ銀行とUBSグループ、ソシエテ・ジェネラルは、2023年の仕事に対する変動報酬の総額の減らす計画だ。欧州の投資銀行にとって厳しい1年だったことを反映させる。
ドイツ銀行とUBSグループ、ソシエテ・ジェネラルは、2023年の仕事に対する変動報酬の総額の減らす計画だ。欧州の投資銀行にとって厳しい1年だったことを反映させる。
事情に詳しい関係者によると、業績が好調だった一部部門の行員のボーナスは増える可能性があるが、全体ではボーナスは減額される見込みだという。
各行の担当者はコメントを控えた。
ドイツ銀のイェームス・フォンモルトケ最高財務責任者(CFO)は16日、「変動報酬は23年の業績を反映する」とした上で、「特に投資銀行業務のさまざまな分野で見られたように、23年は難しい市場だった」と語った。
ドイツ銀CFO、「難しい」1年の後の厳しいボーナスシーズンを示唆
ドイツ銀の投資銀行部門の収入は昨年1-9月に12%減少。ソシエテ・ジェネラルは2.5%減、UBSは7.3%減だった。UBSの欧州とアジアのウェルスマネジャーの報酬も減る見込みだと、別の関係者が述べた。