概要:仏銀ソシエテ・ジェネラルは、スラウォミール・クルパ最高経営責任者(CEO)が取り組むコスト削減の一環として、国内で数百人規模の人員削減を計画している。
仏国内で500人余りの削減検討、数週間以内に発表の予定-関係者
クルパCEO、2026年までに17億ユーロのコスト削減を表明
仏銀ソシエテ・ジェネラルは、スラウォミール・クルパ最高経営責任者(CEO)が取り組むコスト削減の一環として、国内で数百人規模の人員削減を計画している。
計画に詳しい関係者によると、同行は今後数週間に国内事業全体での人員削減を発表する予定。500人余りが削減の対象になる可能性があると、関係者の1人は情報の部外秘を理由に匿名を条件に述べた。
同行の広報担当者はコメントを控えた。最新の年次報告書によると、同行は2022年末時点で仏国内に正社員およそ5万6000人、全世界では11万5000人余りを抱えている。
クルパ氏はこれまで2026年までに17億ユーロ(約2700億円)の経費削減を実現し、費用収益比率(CIR)を60%未満に抑える方針を表明している。