概要:1月の米ミシガン大学消費者調査(速報値)では、マインド指数が大きく上昇し、2021年以来の高水準。市場予想も大幅に上回った。また1年先のインフレ期待は3年ぶりの低水準となった。
消費者マインド指数は9.1ポイント上昇して78.8
1年先のインフレ期待は2.9%に低下、5-10年先も下げる
1月の米ミシガン大学消費者調査(速報値)では、マインド指数が大きく上昇し、2021年以来の高水準。市場予想も大幅に上回った。また1年先のインフレ期待は3年ぶりの低水準となった。
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ミシガン大の消費者調査ディレクター、ジョアン・シュー氏は発表文で「経済のさまざまな面に関して消費者が明るい見方を強めている。これは、ソフトランディングに対する確信を強めていることを示唆している」と指摘。
また「インフレ期待の改善は、耐久財と自動車の双方の購買環境において価格圧力が緩和しているという認識に支えられている」とし、消費者は米金融当局が年内に利下げを実施するとの見方を強めていると付け加えた。
その上で、そうした状況は「近い将来にインフレが加速することはないという認識と整合している」と記した。