概要:アジア時間22日の原油先物相場は小幅下落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアが自国最大の油田で生産を再開した。これは世界的に供給を増やす要因で、紅海の緊張が引き続き物流を混乱させるとの懸念より意識された。
アジア時間22日の原油先物相場は小幅下落。石油輸出国機構(OPEC)加盟国のリビアが自国最大の油田で生産を再開した。これは世界的に供給を増やす要因で、紅海の緊張が引き続き物流を混乱させるとの懸念より意識された。
原油価格の国際指標である北海ブレントは1バレル=78ドルに向かって下落した。ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)は73ドル強でほぼ横ばい。リビア国営の石油会社ナショナル・オイルは、日量約27万バレルを生産していたシャララ油田の生産が、3週間の操業停止を経て再開されると発表した。
北海ブレント原油先物3月限はシンガポール午前7時58分(日本時間同8時58分)時点で0.3%安の78.36ドル。WTI原油先物2月限は0.2%高の73.57ドル。