概要:米マイクロソフトは、アクティビジョン・ブリザードを含むビデオゲーム事業全体で1900人をレイオフする。同社は昨年遅く、ゲームソフト会社アクティビジョン・ブリザードの690億ドル(約10兆1700億円)規模での買収を完了していた。
ブリザード・エンターテインメントのマイク・イバラ社長は退社
「オデッセイ」とのコードネーム付けられたサバイバルゲームは中止
米マイクロソフトは、アクティビジョン・ブリザードを含むビデオゲーム事業全体で1900人をレイオフする。同社は昨年遅く、ゲームソフト会社アクティビジョン・ブリザードの690億ドル(約10兆1700億円)規模での買収を完了していた。
ブルームバーグが確認した従業員宛て電子メールによれば、ゲーム事業の責任者フィル・スペンサー氏は削減について、同事業の従業員2万2000人の約8%に相当すると説明した。今回の人員削減については、テクノロジー関連ニュースサイトのザ・バージが先に報じていた。ライオット・ゲームズなどのビデオゲーム企業も大規模なレイオフに動いている。
スペンサー氏は「優先順位を決め、重複する分野を見極め、成長のための最良の機会にわれわれ全員が足並みをそろえる」と記した。
人員削減の一環として、ブリザード・エンターテインメントでも大きな変更が行われる。「オデッセイ」とのコードネームが付けられたサバイバルゲームを中止するほか、マイク・イバラ社長と同社の共同創業者であるアレン・アドハム最高デザイン責任者が退社する。
イバラ氏は25日に、ソーシャルメディアのX(旧ツイッター)で退社について明らかにした。