概要:ソーシャルメディア企業の米レディットは、新規株式公開(IPO)に向けた潜在的投資家との初期の会合で、少なくとも50億ドル(約7400億円)の評価額を検討すべきだとのフィードバックを検討している。内情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
コンテンツにスキップする
2024年1月29日 2:54 JST
最終的な目標額は市場の回復が左右、3月にも上場する方向で検討
非公開株の売買プラットフォームでの評価額は50億ドル下回る
ソーシャルメディア企業の米レディットは、新規株式公開(IPO)に向けた潜在的投資家との初期の会合で、少なくとも50億ドル(約7400億円)の評価額を検討すべきだとのフィードバックを検討している。内情に詳しい複数の関係者が明らかにした。
レディットが先陣か、24年の米IPO実施候補企業が準備-関係者
情報の部外秘を理由に匿名を条件に語った関係者によると、最終的な数字はIPO市場の回復に左右される。レディットは早ければ3月にも上場する方向で検討しているという。
非公開株の売買を行うレインメーカー・セキュリティーズのプラットフォームでは、レディット株式に対して買い手候補から評価額45億-48億ドルでの購入が提示されている。
IPOに関する協議は進行中であり、評価額の目標や上場時期などの詳細は変更される可能性がある。レディットの広報担当者はコメントを控えた。