概要:著名人をかたり日本人相手の投資詐欺被害が相次いでいます。今回は出金できない「PAN-ASIA」という投資詐欺のケースを説明します。
著名人をかたり日本人相手の投資詐欺被害が相次いでいます。今回は出金できない「PAN-ASIA」という投資詐欺のケースを説明します。
https://www.wikifx.com/ja/dealer/1894372207.html
SNSで著名人の名前や写真を無断で使い、ニセの投資話を持ち掛けるニセ広告詐欺が発生しています。今年に入り、わずか3カ月で被害総額は219億円に達し、過去最悪のペースで被害が拡大しています。警察幹部は「被害が減る兆しが見えず、むしろ日々増加している」と述べました。
そんな中、ジャーナリストの池上彰さんをかたった投資詐欺に関わったとして、先月22日に中国籍の池建宋容疑者(41)が広島県警に逮捕されました。
池容疑者は仲間と共謀して、広島県呉市の70代男性に対し「優良株が購入でき利益が得られる」と嘘をつき、男性宅を訪れて現金710万円をだまし取った疑いがあります。
また、京都市の80代女性に対しても同様の手口で500万円をだまし取ったとして、12日に再逮捕されました。
ネットで池上彰さん、森永卓郎さんをかたる投資詐欺を調べると、「PAN-ASIA」というFX業者が見つかりました。
オーストラリアの投資会社と自称して、国際ゴールド投資を行っています。
最初は「資産倍増計画」で投資金額は倍増したように見せますが、その後、出金の際にカスタマーサービスに連絡すると、VIP口座へのアップグレードや、マネーロンダリングなどの理由で追加入金するを強制されました。
SNS詐欺事件に詳しい人にとっては、これらの手口はおなじみかもしれません。
一般的には、彼らはSNSでの広告を通じて無料の株式投資指導を行い、あなたの証券口座で取引できるようにします。したし、実際にはそれらは全て「仕手株」であり、彼らが仕掛けた餌です。
彼らが信頼を得ると、見知らぬ海外の業者を紹介し、「○○(ブローカーの名前)が日本市場に参入する」と宣伝します。そして、口座を開設し入金するよう求め、アプリをダウンロードさせられます。その後、ゴールドやFX、仮想通貨、先物、石油など様々な投資プロジェクトを紹介されます。これらの商品は高収益・高リスクの特徴を持っていますが、実際には入金後、あなたのお金はすでに犯罪者の手に渡っており、アプリ内の残高は単なる数字にすぎません。
その後、彼らは一緒に取引をするように求めます。何度かの浮き沈みを経験し、口座内の数字が急速に変動するのを見ると、金銭に対する見方が変わります。10万円から300万円に、100万円から3000万円に、さらには1億円まで達することが手の届く範囲に思えるでしょう。
しかし、ある日突然、状況が変わります。購入したものの価値が急落し始め、さらに多くの保証金を入金する必要が出てきます。追加するのに十分なお金がない場合、彼らは無条件で融資を提供することさえあります。
最後、出金しようとすると、彼らはVIP口座へのアップグレードや、マネーロンダリングの疑いなどの理由で出金を拒否します。
さらに、入金できない場合では、あなたの個人情報を用いて脅迫してくることもあります。
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