概要:最近、待ちに待った「嵐の中心へ行け-2024 WikiEXPO東京スペシャルステージ」が盛況のうちに終了しました!
最近、待ちに待った「嵐の中心へ行け-2024 WikiEXPO東京スペシャルステージ」が盛況のうちに終了しました!
このイベントには日本から業界エリートや専門家が集まっただけでなく、ヤフーファイナンス、AP通信、カナダのグローブ・アンド・メール、ウォールストリート・インサイダー、ヘラルド・イブニング・ニュース、ダウ・ジョーンズ・マーケットウォッチ、デジタル・ジャーナルなど30以上の有名メディアから詳細な取材と高い評価を受けました。
今回のサミットでは、「嵐の中心を行く」をテーマに、日本出身の金融専門家、アナリスト、業界リーダーを招き、ゲストは世界経済情勢、金融政策、地政学などに照らして円相場の動向を分析し、独自の見解や提言を発表しました。綿密なディスカッションと双方向の交流を通じて、ゲストは円相場の現状を理解しただけでなく、将来の動向についてもより明確に理解することができました。
柾木利彦(マーフィー):相場材料を探すのはやめましょう。相場材料について、重要経済指標やイベントの予定発表時間だけを事前に知っておけば充分です。相場のことは誰にも分かりません。相場のことは、相場に聞くしかないのです。相場のことを聞く手段はチャートです。
黒田雄士:資金管理は難しくありません。私は、資金管理に限って言えば「1日の許容損失を口座原資に対して3%程度まで」と決め、普段の損切幅に対しロットを決めてトレードすることを意識するくらいです。難しく考えず、「1日にいくらまで損して良いのか」を決めること。決めたらそれを徹底して守ること、これもルールです。
林貴晴:指標発表時にEAを停止しないことをお勧めします。大量のデータで十分な検証が行われているため、「指標発表時にEAを停止しない」ということが推奨されています。ファンダメンタルズ分析に長けた専門家以外は、EA開発者が最適化した設定を信頼し、指標発表時にEAを動作させ続けることをお勧めします。
1番目の質問者 ABDUL AZIZ :「円安は日本国内経済、また銀行業を含む外国へ直接投資(FDI)部門に長期的な影響は何でしょうか?」という質問に対して、会場現場では江守哲さんから以下のような回答がありました。
円安により、日本製品の価格競争力が高まり、輸出が増加する可能性があります。特に自動車や電子機器などの産業は、円安によって海外での市場シェアを拡大しやすくなります。同時に、海外からの投資の増加も期待でき、日本国内での投資収益率を高めるでしょう。外国企業や投資家が日本市場に積極的に資本を投入する動きが期待され、特に製造業や技術分野への投資が増加する可能性があります。
一方で、インフレーションのリスクが高まることが想定されます。円安が進行すると輸入品の価格が上昇しやすくなり、消費者物価が上昇するリスクがあります。インフレが進行すると、消費者の購買力が低下し、消費支出に悪影響を与える可能性もあります。 金融市場については、為替市場での変動が大きくなることで、投資家や企業のリスク管理が重要になります。また、円安が進むと日本国内の金融機関の国際競争力が強化される一方で、為替リスク管理の必要性も増加するでしょう。
日本から海外への直接投資(FDI)に円安が与える影響については、海外での投資が日本企業にとって当初はコスト面で不利になります。日本円で見た場合、海外での投資資金が相対的に増えるからです。新たな市場や生産拠点の設立、または既存の拡張がしづらくなる可能性があります。ただし、円安が持続的に進行する場合、日本企業の海外への直接投資意欲を刺激し、グローバルな市場での競争力強化や成長戦略の一環として重要な役割を果たす可能性があります。また、日本企業の製品やサービスが海外市場で価格競争力を高めることが期待され、海外市場での売上拡大や市場シェアの増加につながる可能性があります。
2番目の質問者 MUHAMMAD RIVAN :「ドル円は34年ぶりの円安になって、日本中央銀行は現行の通貨政策は、日本の経済にどんな影響を与えてしまいますか?」という質問に対して、会場現場では小﨑太郎さんから以下のような回答がありました。
直近2年は日米間の金利差により円安・ドル高が進みました。
2024年からはCovid19の影響もなくなり、アメリカはインフレ退治の為に高金利を維持、日本はなぜか金融緩和を解除する方向に舵を取り始めました。
この狙いの本命に、日米間の金利差を埋めて円高に少しでも持ってこようと日銀が施策しているとは思えない状況ですが、いずれにせよ、円安の原因は日本のサービス業の低下(Amazonやネットフリックスなどのネットサービスによる円の国外への流出)もひとつの要因になっていると思います。
ただ、現在の円安は一時的なもので、最適交換レートは日米の通貨の総数から換算されるもので、今は120円台とされ、日銀の施策に関わらず最終的には戻ると考えられます。しかし、急激な為替変動は金融市場にも影響を与えるため、日銀の政策はこれらのバランスを取る必要があります。
3番目の質問者 masatoshin10 :「アメリカ経済に失速の予兆が現れてきています。アメリカ経済がリセッションになった際に円の価値はどうなると思いますか?」という質問に対して、会場現場では本間正樹さんから以下のような回答がありました。
米国景気が失速すれば、米国利下げにより一方的に金利差が縮小し、貿易上の実勢需要でドル買い要因も縮小するので、相場やコモディティーの価格に影響を与える可能性があります。そしては、投機筋の撒き戻し、ドル売り・円買い需要が発生します。場合によっては投機的円買いが発生するかもしれません。最後に、年初からの新NISAの投資先は欧米が多く、予想を超え機関投資家に次ぐ外貨買いの要因ともなっています。定額投信積立も多いので、いきなり減速するとは思えないのですが、米国の不況による株安を見て、増勢が衰えるとは予測します。
4番目の質問者 Benjamin Joseph Osizimethe :「円安になっている原因はなんでしょうか?」という質問に対して、会場現場では柾木利彦(マーフィー)さんから以下のような回答がありました。
円安になっているのは、円安方向に相場力学が働いているからです。相場は、価格と時間の2大要素から成り立っています。その2大要素がチャート上で、ドル高円安を示しているわけです。
5番目の質問者 Emily jude Chibuike :「円相場は、日本の産業(例えば、車や電気製品)のグローバル競争力にどんな影響を与えてしまうか?」という質問に対して、会場現場ではFXで馬さんから以下のような回答がありました。
そもそも長い円高で海外に工場や生産拠点をたくさんおいてきたので、この円安はもはや国内生産のほうがメリットがあるせかいとなってしまう。長期化すれば非常に厳しいと思います。
展示会を通じて、WikiEXPOは業界トッププレーヤーを招き、取引スキル、市場力学、国際政策の解釈を共有し、知識の共有を促進しています。このサミットイベントは、Yahoo Finance や AP通信などの権威あるメディアから広く注目を集めました。これらのメディアは、現地レポートやインタビュー、コメントなどを通じてイベントを包括的かつ詳細に報道し、サミットのハイライトをタイムリーに世界中の読者に届けました。統計によると、600以上のメディアがこのサミットについて報道し、WikiEXPOの国際的な影響力と魅力を十分に証明しています。
金融業界の交流イベントとして高い評価を得ているWikiEXPOは、常に業界のvを集め、最先端の情報を共有することに力を注いできました。 今回の東京での特別サミットの成功は、ゲストにエキサイティングな業界の饗宴をもたらしただけでなく、WikiEXPOのブランド影響力と業界の地位をさらに高めました。今後もWikiEXPOは業界と調和したエコシステムの健全な発展に貢献していきます。