概要:7月の悪徳業者まとめ
7月もあっという間に終わりが近づいてきました。今月、WikiFXは日本のユーザーから26件の被害投稿を受けました。
それでは、今月の悪徳業者の手口を見ていきましょう。
https://www.wikifx.com/ja/dealer/2321766604.html
・WikiFXで合計52件以上の被害投稿あり
・金融ライセンスが疑わしい
・金融庁から警告を受けている事例は4つ
・実際のオフィスを見つけることができなかった
被害者は出金申請をしていますが、ずっと「注文保有中」の状態で出金できません。カスタマーサービスに何十通のメールを送りましたが、無視されています。
52件の被害報告によると、今年6月以降、日本国内のユーザーだけでなく、多くの海外ユーザーも出金できない状況に陥っていることが判明しました。
FXDDの公式サイトには、FXDD Trading SACの所有権を888 Marketsグループに移管する旨の英語のお知らせがあります。経営体制が変更されるものの、サービスはこれまで通り継続される見込みですが、一ヶ月過ぎても状況が何も変わっていないようです。
→悪徳業者に違いない
また、2022年2月の時点で、FXDDは違法な先物取引業者とみなされ、インドネシア商業省からブロックされておりました。また、日本金融庁では、無許可で金融商品取引業を行っている海外FX業者を「警告書の発出を行った無登録の海外所在業者」として、警告を出しています。その中で、FXDDに関する報告が4件ありました。
さらに、WikiFXのスタッフが2022年3月25日にFXDDマルタのオフィスを訪れましたが、実際のオフィスを見つけることができませんでした。
WikiFXのスタッフが調べた6つのFXDD「公式サイト」:
https://www.fxdd.com/bm/cn
https://www.fxdd.com/bm/cn
https://www.fxddtrading.com/bm/cn
https://www.fxdd.com/mt/cn/
https://fxdd.yahui.cc/jianjie/
https://www.fxddasia.com/bm/cn
https://www.wikifx.com/ja/dealer/2824154642.html
・WikiFXで1件被害投稿あり
・ASIC、VFSC、NFAのライセンスは全てクローンである可能性があり
被害者は今年の2月からWeastar口座に入金しましたが、3月下旬に出金を申請する際に「20.315%の税金の振込が必要」と説明されました。個人で申告と伝えた後、詐欺師は「弊社のルールに従う必要がある」、「そうしないと国際監督機関に処罰される」などの手口で脅威します。
ここでは、WikiFXがFX取引における税金について解説したいと思います。
・国内業者:申告分離課税、一律20.315%
・海外業者:総合課税、15.2~55.2%
国内FXの課税方式は申告分離課税で、税率は一律20.315%(住民税5%、復興特別所得税0.315%含む)です。一方、海外FXの課税方式は総合課税で、所得に応じて約15%~55%(住民税10%、復興特別所得税2.1%含む)。税率は、本業の給与所得や海外FXの利益から各種控除額を差し引いた金額(課税所得)で決まります。
https://www.wikifx.com/ja/dealer/0001134561.html
・日本正規業者、OANDAを装った詐欺集団が海外で暗躍中
・WikiFXで合計113件以上の被害投稿あり
・そのうちの93%以上、106件はOandaを装った偽物トレーダーによる被害投稿。その他、日本のユーザーからの投稿2件(スリッページとOANDA側の配信障害)、5件は本物の業者であるかどうか確認しにくい状況
113件の被害報告、信じられない数字ですよね? そのうち何人が騙され、被害額がどれほどか、想像するのは難しいでしょう。
被害者は、台湾、韓国、香港、ナイジェリア、メキシコ、ケニア、アメリカ、シンガポール、バングラデシュなどの国々に住んでいます。詐欺集団は、Oandaの名義を使い、Telegram、Line、WeChatなどのSNSアプリを通じて被害者に連絡し、偽物の取引プラットフォームやアプリでFX取引を行うために口座を開設させ、入金を誘導しました。
これらの被害報告を確認したところ、一番多いのは「出金できない」という内容でした。
WikiFXのスタッフは、関連投稿の内容を基に、5つの偽アプリと13の偽公式ウェブサイトを特定しました。
・100%の出金できない詐欺業者です。
・「WikiFX はスコアが高いのでうちは正規業者である」と宣伝。
・キーワード:取引代行、資産倍増、先物取引、原油
被害者は複数回にわたり総額1000万円(6.3万ドル)を入金し、最終口座残高はなんと1億(67.5万ドル)以上に達しました。ただし、出金しようとする場合、「期日までに証拠金を満たさなければ600万円の違約金が発生する」、「15.8%の先物取引手数料を現金で支払う必要がある」、「利益の10%を指導料として支払う」などの手口で拒否され、被害者を騙されました。
設立1~2年のFX業者はデータやユーザーからの情報が少ないため、WikiFXでの評価が高くても出金トラブルのリスクがありますので、投資の際はご注意ください。
WikiFXは、YZZ CAPITALに関する被害情報を入手した後、すぐに被害者に連絡を取り、YZZ CAPITALの評価を格下げしました。
WikiFXは、「WikiFX はスコアが高いのでうちは正規業者である」と宣伝する一部のブローカーの行為を容認しません。同様の行為を行うブローカーを発見した場合は、直ちにwikifxに報告してください。
投資家の皆様には、ご自身の判断で慎重に海外業者を選び、なるべく日本の金融庁の監督下にある業者をお選びいただくことをお勧めします。
一旦詐欺師の罠に陥ると、お金を入金した後、損失を完全に取り戻すのは極めて難しいです。詐欺にあった場合は、一刻も早く警察に通報し、弁護士に相談し、消費生活センターや消費生活相談窓口とも連絡を取ってください。
WikiFXは、被害金を全額回収し、真相を公開できるよう最善を尽くします。
WikiFXは常にすべてのユーザーと同じ立場に立ち、FX投資家に最も信頼できる正確なデータを提供し続けます。
皆様、投資する前に、十分に慎重に行動しましょう。
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WikiFXは世界中のFX業者の安全性と信頼性を評価し情報を提供する第三者機関で、FX業者の情報検索、規制機関の検索、金融ライセンスの検索、業者の安全性などを調べることができます。WikiFXを使えば、世界中の5万社以上のFX業者の安全性と信頼性を調べることができます。
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【注意事項】
現在、SNSやマッチングアプリで知り合った人、SNSで誘われたLINEグループでFX投資に誘われる詐欺事件が多発しています。
もしも勧誘されたら、紹介されたFX業者をWikiFXで調べてください。
※設立1~2年のFX業者はデータやユーザーからの情報が少ないため、評価が高くても出金トラブルのリスクがありますので、投資の際はご注意ください。
10月、WikiFXは「Maunto」という悪徳業者が石破茂元首相の偽インタビュー記事を悪用し、投資を勧誘する詐欺行為について注意喚起しましたが、それから1か月以上が経った現在も、Mauntoによる詐欺被害に苦しむ方々の声は後を絶ちません。 本記事では、Mauntoの現状とその巧妙な詐欺手口について、実際の被害報告を基に詳しく解説します
最近、WikiFXにはMauntoに関する11件の被害報告が寄せられました。調査の結果、Mauntoは今年3月に石破首相の名を騙った偽記事を使い、投資を勧誘していたことが判明しています。さらに、この業者は金融庁からも警告を受けています。それでは、詳細を見ていきましょう。
今回の記事では、ロングアジアについて説明しています。
7月にWikiFXがFXDDの出金トラブルに関する記事を公開しましたが、ユーザーの皆様からのフィードバックによると、2ヶ月が経過してもまだ着金していないようです。