【注意喚起】悪徳業者Amazing Tickとその関連業者によるコピトレ詐欺

AmazingTick | 2024-08-21 14:18

概要：最近、悪徳業者AmazingTickに関する詐欺の報告が相次いでいます。投資家の皆さんは、業者の選定には十分な注意を払い、信頼性のある業者との取引を心がけましょう。取引業者を選ぶ際には、ぜひWikiFXで事前に調べてください。

最近、悪徳業者AmazingTickに関する詐欺の報告が相次いでいます。

本記事では、悪徳業者AmzaingTickrおよびその他の関連業者について調査し、彼らが利用する「コピートレード」などの手口を解説します。

それでは、詳細を見ていきましょう。

Amazing Tickについて

結論：

Amazing Tickはコピトレなどを利用し、危険で法律違反しているFX業者で、利用しないことをおすすめします。

https://www.wikifx.com/ja/dealer/9311442739.html

2020年以降、WikiFXにはAmazing Tickに関する被害報告が2件寄せられています。これらの報告は香港とポルトガルからのものですが、ネットで調査したところ、AmazingTickは2023年3月から日本でも活動しており、被害者が複数いるようです。

会社情報を確認すると、AmazingTickは2019年にスイスで創業されたFX証券会社で、運営はマーシャル諸島のRupex Limitedという会社が行っています。

ここで少し補足させていただきますが、WikiFXは世界中のユーザーに向けたFX業者検索サイトであり、すべての投資家に最も信頼できるFX業者情報を提供することを目指しています。より良いサービスを提供し、最新の悪質業者情報をお伝えするために、海外FXに投資する際には、出金ができない、スプレッドが異常に広いなどの問題に直面した場合、ぜひWikiFXの真相公開サービスをご利用ください。

調査結果

AmazingTickの公式ウェブサイトにアクセスすると、言語の選択肢として日本語、英語、中国語の3つが表示されます。スイスで創業されたとされる会社であれば、スイスの公用語であるドイツ語、フランス語、イタリア語、ロマンシュ語のいずれかに対応していないのは怪しいです。

さらに、AmazingTickを取り扱う業者として、金子明義の金子式つみたてトレードというものがあります。

X（旧Twitter）で「金子明義」を検索すると、複数のアカウントが存在し、詐欺集団が運営している可能性が非常に高いです。

日本金融庁による警告

2023年10月25日、関東財務局からAmzaing Tickの運営会社Rupex Limitedが無登録の違法業者であるとして警告を行いました。

コピトレ詐欺とよく使う手口

FXトレードにおいて、コピートレード（ミラートレード）やEA（自動売買ツール）は、特別な投資スキルがなくても大きな利益を狙える手法として人気を集めています。しかし、その人気の裏には詐欺のリスクも潜んでおり、見極めが難しいため注意が必要です。詐欺の手口は日々進化しており、すべてを把握するのは困難ですが、知識を深めることで詐欺に遭うリスクを軽減することができます。

コピトレとは

「コピトレ」とは、「コピー・トレード」の略で、他の投資家の取引を自動的にコピーして自分の口座で同じ取引を行う仕組みです。初心者や忙しい投資家にとって、プロのトレーダーと同じように取引を行うことができるため、短期間で利益を得られる可能性があるとして人気があります。しかし、この手法には注意が必要です。

よく使う手口

・不可解な売買を行う

コピトレを悪用する業者は、一般的には理解しがたい、または市場の動きに逆行するような取引を行うことがあります。このような取引は意図的に行われ、利用者に損失を与えることを目的としています。初心者や投資経験が浅いユーザーは、何が起こっているのか理解できないまま、大きな損失を被る可能性があります。

・強制ロスカットで損をさせる

さらに、コピトレ業者は利用者に強制的にロスカットを行わせ、損失を発生させることもあります。ロスカットとは、一定の損失が発生した際に自動的にポジションを決済し、さらなる損失を防ぐための仕組みですが、悪用されると利用者にとって非常に不利な結果となります。業者は意図的に損失を引き起こす取引を行い、利用者の資金を失わせることがあります。