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【海外で話題】MultiBank Group、10年かけて世界を騙した「伝説のFX業者」とは?出金拒否・安全性・評判を徹底検証

WikiFX | 2025-10-22 11:29

概要:MultiBank Groupは本当に安全なのか? 元社員による内部告発から、出金拒否、給与未払い、スプレッド操作、データ流出などの疑惑が浮上。 急成長の裏に隠された「危険な実態」を徹底解説。出金対応や安全性、評判を詳しく検証します。

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ここ最近、中国や東南アジアの投資家コミュニティで、ある名前が連日トレンド入りしています。

その名も──MultiBank Group(マルチバンク・グループ)。

自らを「世界最大級の金融グループ」「各国で金融ライセンスを保有」と豪語し、豪華な広告で世界中の投資家を魅了してきたこの企業。

しかし実態は、「10年以上にわたり世界中の投資家を翻弄してきた詐欺まがいの業者ではないか」という噂が後を絶ちません。

今回は、その華やかな看板の裏に隠された「黒い歴史」を、海外の炎上情報とともに追ってみましょう。

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MultiBank Group特集ページ

■ 2009年、香港で野心的にスタート

MultiBank Groupの物語は、2009年に香港で始まりました。

その背後にいるのは、ヨルダン出身の実業家 Naser Taher(ナセル・ターヘル)氏。

当初は「アジア市場に革命を起こすFXブローカー」として登場し、派手なイベントや高額ボーナスで知名度を上げました。

しかし実際には、中国本土に資本金の少ない複数の会社を設立し、資金移動や人材募集を装って詐欺的な運営基盤を構築していたとの証言もあり、早くから「グレーな活動」が指摘されていました。

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設立当初は香港や中国本土の投資家を中心に人気を集めましたが、その裏では無登録営業や不透明な資金移動が問題視され始めます。

2013年前後には、香港の金融当局(SFC)の警告リスト入りが報じられたとの情報も出回りました。

ただし、SNSがまだ発達していなかった当時は大きな話題にはならず、本格的な被害報告が相次ぐようになるのは2017年以降のことです。

■ 2022年、アジアでの炎上を避け、中東へ「逃避行」

中国や香港で信頼を失ったMultiBankは、規制が厳しくなるたびに法人や拠点を変更する「渡り鳥ブローカー」へと変貌しました。

東南アジア、オーストラリア、ケイマン諸島、バヌアツなど、常に「別会社です」と言い逃れができる仕組みを繰り返してきたのです。

特にマレーシアやシンガポールなど華人が多い地域は、彼らの「東南アジア戦線司令部」となり、周辺国(インドネシア、タイ、台湾など)にも活動を広げていきました。

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そして2022年、さらに大きな動きがありました。

会長のNaser Taher氏は「ドバイが主要金融センターとして発展している」との理由で、香港からドバイへ本部を移転することを発表します。

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ドバイでは「イスラム金融に準拠した安心取引」を掲げ、豪華なホテルイベントやスーパーカーとのコラボで富裕層をターゲットにした大規模なマーケティングを展開。

しかし、これらの多くは「広告用の演出であり、実態が伴っていない」との声が上がっています。

■ 「世界最大級」の看板、しかしオフィスには誰もいない?

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公式サイトには「世界20拠点にオフィス」と記載されていますが、実際にその住所を訪れたWikiFXスタッフによると──看板もスタッフも存在しなかったといいます。

SNSでは「オフィス写真がフリー素材や合成だった」との指摘が相次いでおり、

つまり、「世界最大級の金融グループ」という看板は、実体のない「ペーパーカンパニー集団」が作り上げた広告上の幻想(ファンタジー)にすぎなかった、という疑惑が濃厚なのです。

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■ 元社員が語る「裏指令」と「高額求人」の矛盾

そして2024年、事態はついに社内崩壊へ。

2024年、中国の投資フォーラムに元社員を名乗る人物の告発投稿が登場し、事態はさらに炎上しました。

その証言によると、社内では「利益を出している顧客の出金を止める」という指示が日常的に行われていたといいます。

「顧客が勝つと「システムエラー」を装って注文を無効化する。それが会社の「リスク管理」だった。」

さらに、サポート部門の多くは外部委託の短期アルバイトで構成されており、「質問に時間をかけて顧客を諦めさせろ」と指示されていたという証言もありました。

また、複数の拠点で給与未払いが横行していたことも明らかになっています。

それにもかかわらず、MultiBank Groupは公式SNSやウェブサイトでドバイのスタッフ募集を続け、「月収110万円の高給与」「豪華な手当」などの甘い言葉で夢を追う若者たちを惹きつけています。

巨額の被害報告や内部崩壊の噂が飛び交う裏で、「金はある」という印象を演出し続ける姿勢は、強烈な違和感を放っています。

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さらに、別の内部社員の爆料はより衝撃的です。

「2021年初頭、国内チームがドバイで開催された金融デリバティブ博覧会に派遣された際、

往復航空券は会社負担と約束されていたにもかかわらず、現地で突然チームが解散。

帰国チケットは64万~128万円に跳ね上がり、多くの社員がドバイに滞留せざるを得なかったといいます。」

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■ 被害者の悲痛な叫び:「出金が半年止まったまま」「父の医療費が出せなかった」

問題が本格的に表面化したのはここ数年です。

中国語圏や中東の投資フォーラムでは、すでに数千件に及ぶ被害報告が投稿されています。

WikiFXでは、

・「出金申請をしても永遠に処理されない」

・「サポートに連絡した途端、アカウントを凍結された」

・「プラットフォーム側が顧客の口座データを勝手に改ざんし、高額な手数料を差し引いた」

といった投稿(726件)が山のように存在しています。

中には、2年で20万ドルを失ったユーザーが「最後の資金が出金できず、ICUに入院した父の医療費を払えなかった」と語る痛ましい事例も。

プラットフォームの返答は、冷酷にも「審査中です」の一点張りだったといいます。

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さらに2024年7月には、「マレーシア市場から撤退する」としてユーザーの約15万ドル(2,300万円)の口座を強制閉鎖したという報告もありました。

一部のユーザーは「個人情報が転売され、別の業者から勧誘が来た」とも主張しており、金銭被害だけでなくデータ流出疑惑にも発展しています。

■ 派手な看板の裏に隠された「渡り鳥スキーム」

MultiBank Groupの最大の特徴は、意図的に複雑な企業構造を作り上げ、責任の所在を曖昧にしている点です。

「世界中に20以上の金融ライセンスを保有」と誇示するものの、その多くは信頼性の低いオフショア規制(バヌアツ、ケイマンなど)のペーパーカンパニーにすぎず、実質的な規制は効いていません。

A国の法人が問題を起こすと、すぐにB国の別法人が「当社とは無関係」と声明を出す──。

この「逃げの構造」を繰り返すことで、責任追及を巧妙にかわしてきました。

営業担当者は「オーストラリアのASICライセンスを持つ信頼できる業者」と説明しますが、実際のユーザー口座は無効な規制下の別法人に紐付けられており、万が一の際も誰も責任を取らないよう設計されているのです。

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こうした手法により、投資家は自分の資金がどの国のどの会社に預けられているのかすら分からない状態に陥ります。

■ 日本ではまだ「嵐の前」

幸い、日本国内では現時点で大きな被害報告は確認されていません。

しかし、SNS広告やYouTubeなどで「海外大手FXブローカー」「高い信頼性を誇るグローバル企業」として、MultiBankの名前を見かける機会が少しずつ増えています。

「日本未上陸=安全」ではありません。むしろ今のうちにこの業者の実態を知っておくことこそ、被害を避ける第一歩です。

■ まとめ

どんなに華やかな広告を出しても、どれだけ「ライセンス」「規制」を強調しても、 実際の運営が不透明であれば、それは信頼ではなく「演出」に過ぎません。

現在、このグループの経営はNaser氏の息子が引き継いでいるといわれています。

10年かけて世界を騙したとされるこの業者の存在は、「投資では情報リテラシーこそ最大の武器」であるという事実を、改めて思い出させてくれます。

――うまい話には、必ず裏がある。

この古い格言、やはり今も真実です。

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