概要:ZFX(Zeal Capital Market、ZealFX、山海証券)に関する苦情を世界12か国の投資家証言で検証した。600日超の出金停止、ECN口座で30pips超のスリッページ、IBによる悪質勧誘など深刻な事例が複数確認されている。

FX取引における最も深刻なトラブルの一つは「出金できない」ことです。
近年、ZFX証券(Zeal Capital Market、ZealFX、山海証券)を利用した投資家から世界各地で多数の苦情が寄せられています。
本記事では、イタリア・日本・台湾・マレーシア・アメリカ・ベトナム・ポルトガル・トルコ・ニュージーランド・インドネシア・コロンビア・シンガポールなど、12か国以上のWikiFXユーザーから寄せられた証言をもとに、ZFXの実態を検証します。

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・セーシェル金融サービス局(FSA)
・Zeal Capital Market(Seychelles) Limited
・SD027
・Room 2, Green Corner Building, Providence Industrial Estate, Mahe, Seychelles。
・Room B11, First Floor, Providence Complex, Providence, Mahe, Seychelles.
・英国金融行動監視機構(FCA)
・Zeal Capital Market (UK) Limited
・FRN 768451
・No. 1 Royal Exchange, London, EC3V 3DG, United Kingdom。

※注意点
ZFXの英語公式サイトには「Zeal Capital Market (UK) Limited does not offer services to retail clients」と明記されています。
したがって、個人投資家はFCAの保護対象外であり、実質的にはオフショア(セーシェルFSA)拠点のみで運営されている可能性が高い点に注意が必要です。
台湾在住の投資家A氏は、ZFXに出金申請を行ってから600日以上経過しても1ドルも戻ってこないと訴えています。
A氏の口座には31万ドルが凍結されたままで、ZFX側は出金を妨げるような追加要求を次々と提示したといいます。
「銀行明細、在職証明、住民票まで提出しましたが、それでも『銀行アプリにログインして残高と取引履歴を撮影した動画を送れ』と要求されました。これは金融機関として明らかに異常です。」
A氏はFSAおよびFCAに苦情を申し立て、その後ZFXから「和解を希望」との連絡を受けました。
しかし、電話で計5回の協議を行ったものの、毎回「上層部の承認待ち」や「本人が香港オフィスに来訪すれば対応可能」と理由を変えられ、最終的には「元本のみ返金、利益は無効」と一方的に通告されたといいます。

アメリカのトレーダーB氏も、ある朝突然、残高が約30万ドルから5万ドルに減少していたと報告しています。
サポートに問い合わせたところ、「データ同期の一時的不具合」と説明されましたが、技術ログや取引明細の提示は一切なしでした。
さらに、他の投資家からは次のような苦情も寄せられています:
ZFXは「透明な価格提供のECN口座」をうたっていますが、実際の取引履歴を確認すると大きなスリッページが頻発しています。

ある被害者はこう語っています。
「同時刻にExnessやIC Marketsでは1〜2pips程度。ZFXだけ30pips滑った。問い合わせても『マーケットの流動性不足』の一点張りだった。」
ZFXのサーバー安定性にも疑問が残ります。
深夜3時、事前通知なしに「システム更新のため市場をクローズ」と表示され、取引が一時停止したケースもありました。
「Exnessなど他社では通常通り稼働していたのに、ZFXだけ停止。メールでの告知もなく、保有ポジションが強制決済されていました。」

さらに問題なのは、ZFXと提携する一部IB(紹介業者)の行動だ。
ZFXと提携する一部の紹介ブローカー(IB)による悪質な勧誘も報告されています。
「『アービトラージで必ず勝てる』と言われ、1,000ドルを入金したところ、わずか一晩で71.1%の損失を出しました。IBもマネージャーも『顧客の操作ミス』と責任を押し付けました。」
ZFX側は「IBは独立した第三者であり、当社は関与しない」と説明していますが、実際にはZFX公式経由の登録であり、管理責任の所在が不透明です。

WikiFXには現在、ZFXに関する苦情が世界で30件以上寄せられており、その7割以上が出金拒否トラブルです。
さらに、FCAライセンスは法人向け限定で、実際の規制監督はセーシェルFSAのみとなっています。
出金プロセス、取引システム、カスタマー対応のいずれも透明性が低く、投資家保護体制は極めて脆弱といえるでしょう。
資金を守るためには、「入金前の確認」が唯一の防御です。
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優良業者と悪徳業者の両方が含まれているため、選ぶ際には十分に注意してください。

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