概要:「出金申請から4ヶ月、15万ドルが一切支払われない」──Triveをめぐりそんな投稿が拡散中。過去の出金拒否・口座停止の評判、豪ASICライセンス取消し、スプレッド、レバレッジ、契約法人まで徹底検証します。

「出金ボタンを押してから4ヶ月、15万ドルはいまだに手元に戻ってこない」
海外FXブローカーのTriveをめぐっては、2026年に入ってから出金遅延、口座停止、ログイン不能、サポートからの返信がないといった利用者投稿が相次いでおり、その中でも15万ドル規模の出金が数ヶ月間放置されているという訴えは、金額の大きさから特に注目を集めています。
追い打ちをかけるように、2026年7月にはTriveのオーストラリア法人が保有していた金融ライセンスまで取り消されました。「出金できない」「ライセンスも消えた」——この2つが重なったとき、利用者は何を信じて資金を預ければよいのでしょうか。
本記事では、最新の出金トラブル投稿と規制状況をもとに、Triveの評判、安全性、スプレッド、出金時の注意点を整理します。

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2026年6月26日から7月2日までに確認された投稿では、利用者がTriveで15,000ドルの出金申請を行ったものの、3週間以上経過しても資金が着金していないと訴えています。
投稿者によると、その間にカスタマーサポートへチャットやメールを通じて何度も状況を確認したものの、出金が遅れている理由、追加で提出すべき資料、具体的な処理予定日について明確な説明がなかったといいます。

さらに深刻なケースとして、もう一人の被害者によれば、2月12日に152,000ドルという高額の出金を申請したところ、4ヶ月が経過した時点でも全く支払われていないとのことです。少額の出金遅延とは異なり、これほどの高額出金が長期間放置されている点は、Triveの資金対応能力そのものへの疑念につながります。

Triveに関する出金トラブルの訴えは、今回が初めてではありません。
2026年3月から5月にかけても、香港、米国、ブラジルなどの表示地域から、以下のような内容が投稿されていました。
香港表示の利用者からは、44,000ドルの出金を申請してから31日が経過しても入金されず、出金申請の翌日に保有ポジションが決済され、取引も停止されたとの投稿がありました。
また、ブラジル表示の利用者は、5,000ドルを預けたまま数カ月にわたり出金できず、担当者からの返信も途絶えたと主張しています。
このように、複数の国・地域から「出金の遅延」「返信停止」「口座へのアクセス制限」といった似た内容の投稿が続いている点は、Triveの評判や出金対応を確認するうえで見過ごせない情報です。
オーストラリア証券投資委員会(ASIC)は2026年7月9日、Trive Financial Services Australia Pty LtdのAFSライセンスを、同年7月1日付で取り消したと発表しました。
同社は2012年7月から約14年間にわたり、AFSライセンス番号424122を保有していました。
ASICによると、取消しの理由は、同社がオーストラリア国内で金融サービス事業を行わなくなったためです。したがって、今回の取消しが出金拒否や顧客資金の問題を直接の理由とする行政処分だったと解釈するのは正確ではありません。
ただしASICは、CFD業界を対象とした調査の過程で、Triveの一部の業務プロセスに重大な不備を確認したとも説明しています。
これを受け、Triveは2025年4月からオーストラリアで新規顧客の受け入れを停止していました。その後、現地での事業を終了し、ライセンス取消しにつながりました。
今回の取消しによってTriveグループ全体のライセンスが失効したわけではありません。しかし、主要市場の一つから事業撤退した事実や、その前段階で業務プロセスの不備を指摘されていた点は確認しておく必要があります。
2026年7月13日の確認時点で、Triveの日本語ページには、Trive Financial Services Australia Pty LtdがASICに登録され、AFSライセンス番号424122を保有しているとの記載が残っています。
しかしASICの公式発表では、このライセンスは2026年7月1日付で取り消されています。

規制情報の更新に時間がかかっている可能性はありますが、公式サイト上の情報と規制当局の登録状況が一致していない場合、利用者は必ず規制当局側の最新情報を優先して確認すべきです。
特に海外FXブローカーでは、グループ内に複数の法人があり、各法人が異なる国のライセンスを保有していることがあります。
出金申請が長期間処理されず、具体的な説明も得られない場合は、追加の入金や新たな取引を一旦控えたほうがよいでしょう。
出金申請画面、口座残高、取引履歴、入金記録、メール、チャット履歴、担当者の連絡先などは、削除される前に保存してください。
そのうえで、ブローカーに対して書面やメールで、出金が遅れている理由、必要書類、契約法人、担当部署、処理予定日を明確に回答するよう求めることが重要です。
「税金」「保証金」「認証費用」「口座解除料」などの名目で追加送金を求められた場合は、すぐに支払わず、金融庁の金融サービス利用者相談室や消費者ホットライン188に相談してください。詐欺の疑いがある場合は、警察相談専用電話「#9110」も利用できます。
Triveについては、1万5,000ドルの出金が3週間以上処理されていないという最新投稿に加え、過去にも高額出金の遅延、口座停止、ログイン不能、サポートからの返信停止を訴える投稿が確認されています。
また、オーストラリア法人のASICライセンスは2026年7月1日付で取り消されました。取消理由は現地事業の停止であり、出金トラブルへの制裁と断定することはできませんが、ASICが過去に同社の一部プロセスについて重大な不備を指摘していた点には注意が必要です。
さらに、Triveの日本語ページでは、記事執筆時点でも取消済みのASICライセンスが掲載されています。実際の日本向けサイトを運営するのはBVI法人であり、グループ内の別法人が持つライセンスが日本の利用者に適用されるとは限りません。
スプレッドや最大2,000倍のレバレッジだけで判断せず、契約法人、最新のライセンス状況、出金条件、利用者の評判を確認してください。
WikiFXとしては、出金に関する複数の訴えや規制情報の表示差が解消され、十分な説明が確認できるまでは、Triveへの新規入金や口座開設を積極的に推奨できません。


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